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大相撲秋場所 朝乃山の成績は? すべての取組を振り返ります

  • 2023年09月29日

先場所のケガから明け、大相撲秋場所で期待がかかっていた富山市出身の朝乃山。

秋場所は9月24日に千秋楽を迎え、前頭2枚目の朝乃山は、9勝6敗で勝ち越しとなりました。

目標としていた二桁勝利とはなりませんでしたが、九州場所につながる大一番も。

15日間にわたる今場所の取組を振り返ります。

腕にサポーター巻いてのぞむ 初日~3日目

今場所での二桁勝利、そして年内の三役復帰を目標としていた朝乃山。

左腕には先場所で痛めたところにサポーターをして臨みました。

夏の巡業では右足の親指をけがしているなかで迎えた秋場所です。

左腕にサポーターをする朝乃山

朝乃山の初日は関脇、若元春でしたが、「寄り切り」で初日を白星スタート。

2日目は、新関脇の琴ノ若との対戦。

「胸を借りるつもりで」と話していた朝乃山は、「上手投げ」で2連勝。

落ち着いた相撲で、順調に滑り出します。

「三役に上がるには小結・関脇は倒さないといけない。引きずり下ろさないといけない」

白星先行で迎えた3日目の相手は、新小結の錦木です。

しかし、上手投げで敗れ、連勝を止められます。

朝乃山は「白星黒星はついてくるものなので仕方ないです。思い切っていくしかない」と悔しさをにじませます。


大関との連戦は… 4日目~6日目

大関・貴景勝

4日目は大関・貴景勝。互いに横綱を目指してしのぎを削ってきた相手です。

対戦は、2年前の春場所以来でしたが、貴景勝の圧力が強く、「叩き込み」で貴景勝の勝ち。
 

4日目 大関・貴景勝との取り組み

ここから大関との連戦がはじまります。5日目の霧島との取組は1分を超える熱戦に。

両者組み合うなかで霧島が体勢をとって「外掛け」で敗れます。

5日目 大関・霧島との取り組み

6日目の豊昇龍戦で朝乃山は得意の右四つをとりますが、豊昇龍が逆転で「下手投げ」。

6日目 大関・豊昇龍との取り組み

大関相手に痛恨の3連敗。粘りの相撲を見せるも歯が立ちませんでした。


新しい化粧まわしでのぞむ7日目~10日目

2勝4敗で迎えた7日目。

写真中央・朝乃山

朝乃山は前日からつけ始めた新しい化粧まわしで登場します。高校時代の恩師の名前が入ったまわしに「つけるからには勝ちたい」とみずからを奮い立たせます。

7日目 阿炎との取り組み

阿炎相手に鋭い相撲を見せて「押し出し」で勝ち、悪い流れを断ち切ります。ファンの気持ちに応えたい一心でつかんだ白星でした。

気持ちを取り戻した朝乃山は白星を積み重ねます。

中日(8日目)となった明生との取組ではねじ込んで、「寄り切り」で勝利。

続く、9日目の玉鷲には右を差していき、「寄り切り」で勝ちます。

関脇・大栄翔

11日目は、関脇の大栄翔との一番。夏場所で敗戦し、リベンジを狙いましたが、ここで黒星がつき、5勝5敗。成績を五分に戻します。


勝ち越し決める 11~14日目

残り五番となり、“二桁勝利”達成のためには連勝しかありません。

11日目の湘南乃海、12日目の翔猿にはいずれも寄り切りで勝利します。

13日目 御嶽海との取り組み

そして13日目の相手は御嶽海、過去の対戦成績は5勝6敗で五分の戦いをしています。

朝乃山は頭でぶつかり、左の脇をつかんで寄り切りで勝ち、13日目にして勝ち越しを決めます。

「勝ち越しは通過点。まだ2日ある。勝ち越して終わりじゃない」と気を緩めません。

14日目 正代

二桁勝利まで、あと二番。相手は、大関の経験がある正代です。

しかし、朝乃山は得意の右四つになれず完敗。目標の二桁勝利には届きませんでした。


千秋楽で優勝かかった相手下す

取り組み前の朝乃山

それでも朝乃山は、「ふがいない相撲で終わりたくない」と千秋楽に臨みます。

熱海富士

ここまで好調で、勝てば優勝がかかっていた熱海富士との大一番。

熱海富士との取り組み

勢いに乗る熱海富士を大関経験者の意地で跳ね返し撃破。

朝乃山の秋場所の成績は、目標の二桁勝利とはなりませんでしたが、9勝6敗。

「大歓声の中、相撲がとれる喜びでいっぱい。また来場所、上に上がれるようけがをしっかり治して稽古していきたい」。

朝乃山は西前頭2枚目で9勝、また千秋楽で今場所優勝がかかっていた熱海富士に勝ったことは大きなアピールとなり、来場所はさらに番付が上がるとみられます。

地元の期待も背負って、次の九州場所での取り組みに期待がかかります。 

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