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  1. きときとスクールライフ

放送中の名場面

2024年1月放送
小矢部市立津沢小学校

  • 今回の舞台は小矢部市立津沢小学校。小矢部市は能登半島地震で震度5強の揺れを観測しましたが、校舎には大きな被害はなかったということです。

  • この日は、正午前から給食の準備が始まりました。2クラスの6年生は2階の児童会室に集まり、給食を食べながら放送を楽しみました。

  • 給食メニューはこちら。 小矢部市ではこの週、「給食から偉人たちを知ろう!」をテーマに、今年新しくなる紙幣に印刷された人物や風景にちなんだ料理が提供されているそうです。この日は、新しい一万円札に描かれる渋沢栄一にちなんだ献立。メインは、渋沢栄一の好物だったといわれる「煮ぼうとう風」。出身地である埼玉県深谷市の郷土料理で、ほかにも深谷ねぎを使った「揚げサバのねぎみそかけ」もありました。

  • 番組ではまず、3人の6年生が津沢小学校のスクールライフを紹介しました。

  • 「教えて!スクールライフ」、まず、6年生の祖谷光雅さんが、自慢の校舎を紹介してくれました。

  • 小矢部市といえば、メルヘン建築と呼ばれる西洋風の建物がたくさんあることで有名。津沢小学校の体育館も、イギリスの劇場を模した早稲田大学の演劇博物館をモデルにしているそうです。

  • そしてシンボルはやはり校舎の時計塔。登校してきたらまず時計塔を見上げて時間を確認する児童も多いそう。小学生の子どもたちからすれば一層高く見えるでしょうね。

  • 春になると、校舎を囲むように50本以上の桜が咲き誇ります。ちょうど入学式や始業式の頃に満開となることが多いそうですよ。

  • 続いて、6年生の小西陽太さんが、全校児童みんなが覚えている合言葉を紹介してくれました。

  • 1つめは「さきがけ挨拶」。相手よりも先に自分から気持ちのよい挨拶をする、ということです。

  • 2つめは、「は・さ・み歩き」。校舎内を走らない・さわがない・右側を歩く、というルールの頭文字を取って名付けています。

  • 3つめは、「ハートほっと言葉」。これは、みんなが気持ちよく過ごせるように、あたたかい言葉づかいをするということです。この3つの合言葉は、1年生が入学してきたときに開かれる「入学おめでとう集会」で、5年生が寸劇などを通して教えるそうです。

  • 最後は、津沢小学校ニュースとして、中島かりんさんが6年生にとって大きな思い出となっている行事を紹介しました。

  • 6年生は総合的な学習の時間に、「キッズショップ」という学習を行うそうです。商工会の方々にも協力してもらい、会社の仕組みを学ぶというもので、自分たちで会社を立ち上げ商品を販売する取り組みです。商品の種類、原価や値段、販売個数などを考えて、キーホルダーやクッションなどを児童たちが作りました。

  • 作った商品は、去年秋、「津沢小PTAフェスティバル2023」というイベントで販売し、販売開始から20分で、どのお店の商品も完売したそうです。利益は3万5千円ほどになり、それを使って各教室のカーテンをまとめる「タッセル」を作るそうです。

  • 番組の後半は「解決!科学のギモン」。この日、質問に答えてくれたのは、NHKラジオの『子ども科学電話相談』でおなじみ、恵泉女学園大学学長の大日向雅美先生でした。

  • 児童を代表して質問したのは、滝田百花さん。「人は頭で分かっていても、体が動かないときがあるのはどうしてですか?」という質問でした。滝田さんはバレーボールチームでキャプテンを務めていて、強くなるためにメンバーにどんな言葉をかけるか、自分はどう行動をするかをいろいろと頭では考えるのですが、いざ練習の時にはうまく動けず困っているそうです。

  • やさしい口調で語りかける大日向先生のお話に、滝田さんはもちろん、6年生みんなが聞き入っていました。質問の答えは「聴き逃し」でチェックしてみてください! (※2月5日(月)の正午までお聴きいただけます。)

  • 放送が終わった後には、6年生みんなで記念撮影。津沢小学校のみなさん、ありがとうございました!