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鳥取 画家・玉井詞さん 自由に描く喜びを

~世界へ挑戦する姿をNHK鳥取 増井冴香キャスターが取材~
  • 2024年03月06日

 

 

米子市在住の画家、玉井詞(たまい・つかさ)さん。

絵本作家としてスタートし、いまでは米子市で絵画教室を開きながらご自身の創作活動も続けています。世界を舞台に挑戦する姿を取材しました。

自分の世界観を自由に描く

 

「Peace on Canvas」

キャンバスいっぱいに描かれたカラフルな日本列島。無数の丸は「虹のたね」と玉井さんが呼ぶ平和の象徴です。

画家・玉井詞(たまい・つかさ)さん
玉井さん

虹を見ると人は気持ちが安らぐし、笑顔になっていく。そんな力が虹にはあると思う。

大学で絵を学び、卒業後、フリーで活動を始めた玉井さん。描き始めた当初は、白と黒で生み出す世界観を追求していました。

しかし…。

玉井さん

商売にならないからモノクロの絵本は出せないと言われたことがあった。でも自分に負けたくなかった。なにくそ、やってやる!って。

自由に描くことを諦めず、自分の世界観を貫いた玉井さん。大学を卒業して12年、ようやく絵本作家デビューを果たします。

自由に描く喜びを教える

自由画教室「アトリエKu」

玉井さんはいま、ふるさと米子で教室を開き、感じたことを感じたまま描く喜びを教えています。

生徒

リンゴは赤じゃなくて紫だったり、緑だったりでもいいんじゃないかという考え方に変わった。

玉井さん

こどもたちに、発想力、想像力は楽しいよっていうのを伝えたかった。

新境地を開いて世界へ

描くことを教える一方で、玉井さんが大きな影響を受けた場所があります。

障がい者支援施設「もみの木園」。アート支援員として作品制作のサポートをしています。構図や技法だけでなく、感じた色で描く発想に心が揺さぶられました。

利用者との合作「希望のたね」

この経験は玉井さんの作風をモノクロからカラーの抽象画へと変えていきました。

そんな中、起きたのがロシアによるウクライナ侵攻でした。

玉井さん

人の自由にずかずか入り込んではいかんよっていうのはずっとあって。絵で表現するにはどうしたらいいのかと考えていた。

平和を祈ってカラフルに描く「虹のたね」。多くの人を明るくしたいと、この作品を世界に広めようとしています。去年はフランス・パリで開かれたアート展にも出展しました。

玉井さんは絵との向きい方で、見る人の気持ちを変えていきたいと話します。

玉井さん

絵は楽しく描くのが基本。楽しい気持ちで描くと、楽しい絵になる。楽しい絵ができれば、見た人は楽しくなる。そうするとみんなが笑顔になっていく。

たくさんの人に見てもらって、感動してもらえるような作品をどんどん生み続けていきたい。

  • 増井冴香

    鳥取放送局 キャスター

    増井冴香

    担当番組「いろ★ドリ」

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