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ボディーメイクで人生輝く

どん底から日本2位へ 人生変えたボディーメイク
  • 2024年02月06日

 

いろ★ドリでおよそ4年間に渡り「プチ筋トレ」のコーナーを担当した鳥取市の岸本拓郎さん。
トレーニングや食事制限を通じて理想の体型を目指す「ボディーメイク」に取り組んでいます。
岸本さんがボディーメイクに出会ったきっかけは「人生のどん底」と表現する体験でした。  ボディーメイクにみせられ、人生が変わった岸本さんの半生を取材しました。

                                (鳥取放送局 鶴颯人)

鳥取県内でトレーニングジムを経営する岸本拓郎さん(44)です。トレーニングや食事制限を通じて、理想の体型を目指すボディーメイクにおよそ15年間取り組んでいます。

 

これまで競技大会には30回以上出場していて、昨年11月の大会では全国2位(40代)になりました。

パンツ1枚でステージに立ち人生全てをさらけだす。
ボディーメイクは生きざまです!

肥満で家にこもりがちに 仕事失い 失意の日々

岸本さんは大学時代、徹夜や喫煙などの不健康な生活習慣で、体重が50キロ代前半になりました。

その後就職し、ストレスから暴飲暴食の日々を送ります。痩せ形で基礎代謝が低かった岸本さんは、一気に体重が30キロ以上増加しました。

肥満で腰を痛め、座ることすらままならず半年間、家にこもりました。ある日、勤め先の社長に呼び出され「もう雇えない」と解雇を告げられました。

人生の希望が見えませんでした。仕事も無いし、お金も無いし、歩けもしない。
このままでは人生がだめになると思い「まず体を動かせるようになろう」と少しずつ運動を始めました。

一念発起でトレーニングを始めた岸本さん、短い距離を歩くことから始め、徐々に筋力トレーニングを行いました。半年間で体重は10キロ以上減少、不思議と腰痛は消えました。その後もトレーニングに関する専門知識を学び、地道に体を鍛えました。

体が変わると自信がついてきました。
トレーニングでもう1回しゃがむか、もう1回上げるか、弱い自分を追い出す作業でもあるので、精神面も鍛えられました。

 

トレーニングを続ける中で出会ったのが、ボディーメイクの競技大会です。肉体美を追求する世界に魅了されました。

究極の肉体美へ 厳しいトレーニングと食事制限

大会での上位進出を目指し、山道を駆け登る訓練も取り入れました。体脂肪の燃焼を図ります。

さらに食事でもタンパク質を意識したメニューを10年以上続けています。ある日の食卓をのぞいてみると、家族が豚の生姜焼きを食べる中、岸本さんは鶏肉のスープと玄米の特別メニューでした。

脂質の多い炒め物や揚げ物を避け、タンパク質や食物繊維を重視した食生活を送っています。妻の久美子さんは「このメニューに変えてから大会の成績が良くなったと思うので、勝ち飯です」と話していました。

おいしいので飽きずに毎日食べています。家族全員が支えてくれて本当に感謝しかないです。

家族のサポートが全国2位という結果に

今度は自分が支える側に 

ボディーメイクで人生を救われた岸本さん。
今は経営するジムで、体型に悩みを抱える人をサポートしています。 

6年間ジムに通っている63才の男性です。
最初はダイエット目的で通っていましたが、体型以外にも変化があったといいます。

「自分の内面を見つめ直す機会ができて、ビジネスやプライベートで自信が持てました」

ボディーメイクで得た”自分を信じる大切さ”

岸本さんは、さらに自身の体験を伝える活動もしています。
この日は中学生に出前授業を行いました。

「僕は学生の時から逃げてばかりの人生を送っていました。受験や就職といった大きな場面でいつも逃げ回っていました。でもトレーニングを始めてからは逃げなくなりました。1つ1つ積み上げることが自信となり、ダメダメだった人生を変えることが出来ました」

ボディーメイクで人生を変えた岸本さん、中学生に伝えたのは「自分の可能性を信じる大切さ」です。

「思いっきりわくわくするゴールを設定しましょう。過去の成績や実績、経験は一切関係ないです。自信さえつけば、夢は必ずかないます。自分を信じて目標に向かって進んでください」

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