鳥取・土田翼アナ 夏を前に冷蔵庫を総チェック!
- 2023年06月28日
梅雨から夏の境目である「夏至」(ことしは6月21日)は、
食品を食中毒から守るために冷蔵庫が最も活躍することから、
「冷蔵庫の日」とされています。
鳥取市の家電量販店で、手入れのコツを聞きました。
私は冷蔵庫を手入れしたことないんですが、
メンテナンスは必要ですか?
もちろんです!
日常的にメンテナンスした方が長持ちや節電につながります。
チェック① 扉の部分
まず青木さんが指摘したのは扉のパッキンの部分です。
汚れや破れや固まっていたりすると
外の空気が入り、
よけいなエネルギーを使ってしまいます。
掃除に必要なのはタオルとぬるま湯。
清潔なタオルをぬるま湯につけて、よく絞ってから拭きます。
その際は、カビを防ぐため水分が残らないように注意が必要です。
アルコールティッシュでもOKです。
チェック② 自動製氷機
そして意外と盲点なのが・・・
「氷の味が変わった」「氷が小さくなった、」「作られる氷の数が減った」など
違和感があったら、フィルターを取り外して交換します。
専用の洗剤も市販されているので
氷の使用頻度が増える夏を前にきれいにするといいそうです。
チェック③節電
これから暑い時期になりますし、電気代も上がっています。
冷蔵庫の節電はどうすればいいでしょうか?
冷蔵庫は詰め込みすぎないというのが基本です。
奥に風を出すところなどにセンサーがあり、
ものを詰めてしまうと冷蔵庫は温度が高くなって冷やそうとするので、
なるべく奥に詰め込まないことが大事です。
温度計を毎日見て確認して、
「ふだんより高いな、低いな」という時は何か異常があるかもしれないので、
チェックしてもらえればと思います。
冷凍室は隙間が空いていると開閉時に熱い空気が入り、庫内の温度が上がってしまいます。
冷風が出る場所が上部の場合もあるので、上までは入れすぎず、
なるべく食品を並べてきっちり入れると、冷凍室は効率よく冷えるということです。
機種によって冷気の吹き出し口の位置は異なります。
冷凍室をよく確認してください。
本格的な夏を前に・・・
「これから冷蔵庫が大活躍する時期だと思いますが、省エネも節電もありますし、
おかしなところがないか、夏本番に向けチェックしてもらうことが大事なので、
ぜひやってみてください。」
冷蔵庫の耐久年数は、一般的に8年~10年ほど。
冷蔵庫から大きな音がする、手入れをしても冷えが悪い、
扉がうまく閉まらないなどが買い替えのひとつのサインだということです。
本格的な夏が来る前に、ご自宅の冷蔵庫を点検してみてはいかがでしょうか?