2021年12月10日 (金)「思い出の地で、大好きな伯州綿」


斎藤舜介

先日、アナウンサーとして初めてロケを経験した県西部・日南町で仕事をしてきました。
紅葉もキレイで、真夏にオオサンショウウオを探しまわった町とは違う雰囲気でした。
(いつものごとくボーッとしていて、写真撮り忘れました)
今回の仕事はイベントの司会、「ラジオ深夜便のつどい」公開録音でした。

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イベントを音声で収録して、
ラジオ第1・FM放送で、2021年12月24日(金)午後11時05分スタートの「鳥取発ラジオ深夜便」で放送します。

ただ、今回の私の最重要任務は、1か月前に終わっていました。
集まってくださった視聴者に、鳥取ゆかりの方の講演を聞いていただきます。
その講演者を決めることが最大の仕事だったのです。
偉そうな言い方になりましたが、
メインテーマに沿ったゲストにお願いをしました。
「鳥取の民芸と暮らし~職人技の美しさを伝えたい~」
クリスマスイブの夜!に鳥取から放送のラジオ深夜便のタイトルです。
「暮らし」・「職人技」と聞いて、すぐに思い浮かんだ人が!

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鳥取県境港市で希少な国産の綿“伯州綿”といえばこの人!(あくまで個人の感想です)
仲里心平(なかざと・しんぺい)さん。
元境港市の地域おこし協力隊員で、現在は伯州綿のシャツ職人です。
2018年、鳥取1年生の冬に同じく、ラジオの公開生放送に協力していただきました。
しかし、その時の放送時間はわずか3分ほど、、。
江戸時代から育てられている地域伝統の素材を説明するにはあまりに短すぎました。
それ以降も、伯州綿を使ったマスクの話題や地域の機織り教室の話題を取材するたびに基礎情報を教えていただきました。
きっと同じことを何回も聞いていたことでしょう。(反省しています)
それでも、毎回写真のような笑顔で神対応の仲里さん。
人間的にはもちろんながら、職人としてもすごい方なんです。
そんな仲里さんに綿の歴史はもちろん、
シャツづくりにおけるこだわり、
そして、伯州綿を通して、境港を、鳥取を元気にしようという
メッセージを熱く熱くお話いただきました。
ラジオ深夜便にて、25日(土)の午前4時台に放送予定です。
寒い朝に仲里さんの熱いメッセージを、ぜひお聞きください!!

投稿者:斎藤舜介 | 投稿時間:08:34

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