ページの本文へ

徳島WEB特集

  1. NHK徳島
  2. 徳島WEB特集
  3. 徳島 冬の食卓 鍋料理にも価格高騰の波

徳島 冬の食卓 鍋料理にも価格高騰の波

お手ごろ野菜を賢く使って
  • 2023年12月01日

12月に入り、冷え込みが厳しくなるにつれて恋しくなるのが鍋料理です。
しかし夏の猛暑の影響で、こうした冬の食卓の食材にも価格高騰の波が押し寄せています。

物価高騰 鍋に欠かせない食材も・・・

平年より値上がりしているのが、具材や薬味として鍋に欠かせない「ねぎ」です。
農林水産省は11月29日、東京都中央卸売市場に出荷される主な野菜14品目について卸売価格の見通しを公表しました。

このうち、ねぎは千葉県産や茨城県産が夏の猛暑の影響を受けたことなどから、11月27日時点で
1キロあたりの卸売価格が平年を36%上回りました
にんじんも31%上回り、いずれも12月の価格は平年を上回る水準で推移する見通しです

さらに、たまねぎは産地の北海道で暑さが続き、収穫量が例年より少なくなった影響で86%高くなっています

消費者やスーパーは

徳島市南田宮のスーパーでは、値上がりしている品目について、農家から直接、地場の野菜を仕入れることで店頭での価格を抑える対応をとっています。

しかし消費者からは節約のため、買い控えようという声もあがっています。
 

スーパーに来ていた女性

何もかもが高くなっている。
無駄なものは買わず必要なものだけにするようにしている。

影響は鍋料理の店にも

価格の高騰は消費者だけでなく、鍋料理の店にも及んでいます。
3年前、徳島市にオープンしたもつ鍋店では、その日仕入れた新鮮なもつをたっぷり使った鍋が看板メニューです。キャベツなどの野菜だけでなく、主役のもつも去年と比べて10%以上値上がりし、厳しい経営を強いられています。
1人で食べる鍋がコンセプトの店では、カウンター席に1つずつ鍋を用意し、仕上げをセルフサービスにすることで鍋のランチは1人前1000円前後に抑えていました。

しかしことし3月には開業以来、初めてとなる一律5%の値上げに踏み切りました
味に影響がない範囲で調味料を低価格のものに変更するなど、コストカットを続けていますが、11月にはもつを使ったメニューをさらに値上げせざるをえませんでした。

もつ鍋店代表 新居俊男さん
経営はつらいのが正直なところです。
仕入れ価格だけでなく水道や光熱費、エネルギー価格も上がっている。寒い冬に鍋が食べたくなったとき、気軽に立ち寄って鍋を食べるという店のコンセプトは崩さずに商売を続けていきたい。

お手ごろ野菜を賢く

ねぎと並んで鍋の定番野菜の「白菜」は10月以降の気温が高かった影響で、この時期としては出荷量が多く、12月前半は平年より安くなる見込みです。
このほかの野菜も猛暑の影響が落ち着く12月以降は価格が平年並みに落ち着く見通しです。

徳島市のスーパーでも夏以降、高値だった野菜が11月に入ると例年並みに落ち着いて来ているということで、お手ごろな野菜を賢く選んで欲しいとしています。

キョーエイ三ツ合橋店 島田利夫店長
白菜は比較的お買い求めやすい値段で、葉物野菜やブロッコリーなども安くなってきている。
天候の影響がなければ正月くらいまでは価格は安定すると思う。冬野菜もバリエーションがあるので、シチューやおでんなどの料理を消費者に提案していきたい。

ページトップに戻る