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徳島市の王位戦 大盤解説を見学した小学生 "将来はプロ棋士に"

  • 2023年08月24日

徳島市で行われた藤井聡太七冠と挑戦者の佐々木大地七段による「王位戦」七番勝負。
第5局では、リアルタイムで対局を解説する大盤解説が開かれ、事前に申し込んだ将棋ファンらおよそ150人が参加しました。
そこに参加したプロ棋士を目指す小学生を取材しました。

プロ棋士を目指す小学生

リアルタイムで対局を解説する大盤解説に参加した阿南市の小学3年生、三井昂汰くん。将来、プロの棋士になることを目指しています。

母親の祐子さんの勧めで5歳から地元の将棋教室に通い始め、今では月に数回、県外の教室でも学んでいるほか、自宅でも1日2時間ほど将棋の参考書を読んだり、パソコンで対局したりして力を伸ばしています。

ことし6月には県内の大会の小学生低学年の部で優勝し、8月に岡山県で開かれた全国大会では県の代表として出場しました。

「(プロ棋士になるために)たくさん将棋の勉強をしたり、対局を積み重ねたりして強くなりたい」と話します。憧れの棋士は藤井聡太七冠。「終盤にとても強いところが好き。(今回の王位戦も)中盤から終盤にどうやって詰めるのか注目したい」と話していました。

徳島市での「王位戦」の大盤解説を見学

今回の王位戦では藤井七冠が先に3勝をあげて防衛に王手をかけた一方、先週の第4局で佐々木七段が1勝し、第5局が徳島市で行われることになり、大盤解説も開かれました。

地元、徳島での対局を肌で感じようと三井くんは同じ教室のライバルだという小学2年生の西岡悠人くんと一緒に初めて大盤解説を見学。2人は真剣な表情で解説者の話に耳を傾けながら固唾をのんで勝負の行方を見守りました。

解説を見学した三井くんは「大盤解説に来ることができてうれしいです。 きょうの解説は将来にとても生かせそうです。 きょうの経験を生かしてプロで長く活躍できるようにがんばりたい」と話していました。
 また、西岡くんは「解説を聞いてもまだわからないところもありますが勉強になりました。 三井くんと一緒にがんばりたいです」と話していました。

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