徳島市阿波おどりの席数制限撤廃 チケット一般販売は1日から!
- 2023年06月21日

徳島市の阿波おどりの実行委員会は、去年、新型コロナの感染対策で桟敷席の数を75%に制限しましたが、ことしは5類移行などを受けて制限を撤廃しました。一般向けチケットの販売が7月1日に始まるのを前に、6月17日からはインターネットで先行販売を始めています。
去年は席数を75%に制限 今年は?
徳島市の阿波おどりについて、実行委員会は去年、新型コロナの感染対策のため、藍場浜と南内町に設けた桟敷席の利用を75%程度に制限しました。
しかし、ことしは新型コロナの5類移行などを受けて桟敷席の利用を100%に引き上げ、藍場浜はおよそ4500席、南内町はおよそ2600席とすることを決めました。

チケット先行販売は6月17日スタート
チケットの販売を促進するため、実行委員会は、一般向けチケットの販売が7月1日に始まるのを前に、6月17日から25日までインターネットで先行販売を始めています。
先行販売は、桟敷席のほか、舞台で踊りを披露する「選抜阿波おどり」や「前夜祭」も対象で、一部の席を除いて座席を指定して購入できます。
席数は増え、値段は上がる…
阿波おどりのチケットは、去年、販売率が64.2%でしたが、ことしは人件費や資材費などの上昇を理由に1割から4割ほど値上げされ、座席数も増えることになります。
実行委員会は、外国人観光客向けに海外のサイトでもチケットを販売するなどして販売の促進を図る方針です。