ページの本文へ

徳島WEB特集

  1. NHK徳島
  2. 徳島WEB特集
  3. 徳島市の阿波おどり 4年ぶりの夏めざし看護師の踊り手が復活

徳島市の阿波おどり 4年ぶりの夏めざし看護師の踊り手が復活

コロナ禍を乗り越え看護師の踊り手が4年ぶりの桟敷に踊り込む
  • 2023年06月05日

徳島市の阿波おどりまで、2か月あまり。ことしは、新型コロナが「5類」に移行し、コロナ禍で踊ることができなかった踊り手たちも、戻ってこようとしています。4年ぶりの踊りに懸ける阿呆たちの思いを聞きました。

衣装の注文が殺到

徳島市にある、阿波踊り用品を扱う専門店。阿波おどりが迫り、連日、踊り手たちが訪れています。

(踊り手グループの学生たち)

「去年よりも見てくれる人とか、来てくれる人が多くなればいいかなと。」「徳島がもっと盛り上がるのを期待しています。」

店では、浴衣やはっぴの注文が相次いでいます。4年ぶりに阿波おどりに参加する企業などの踊り手グループが増えているからです。注文のペースは、コロナ禍前を大きく上回っています。

専門店 岡本慎治 社長

「やはり、もううれしいですよね。こうやって、活気が戻ってくるのをずっと心待ちにしてましたからね。このコロナ禍の3年間というのは非常にさみしいものがありましたから。 それの反動ですよね。もう一気にちょっとこう(注文が)重なっている感じです。」

看護師の踊り手 踊れなかった日々

踊り手グループの練習にもメンバーが戻ってきています。「のんき連」の川口栞奈さん。阿波おどり本番は4年ぶりです。

「会えていなかった分、こうやって集まれたら楽しいですし、家族みたいな感じなので 話せてうれしい。」

川口さんは看護師です。感染を防ぐため、3年前、練習に参加するのをやめました。6歳から踊ってきた川口さんが踊りから離れたのは、初めてでした。

去年、3年ぶりに本格開催された阿波おどり。川口さんは参加を見合わせ、のんき連も、例年の半分以下の30人ほどしか集まらず、ほかの連と合同で踊るしかありませんでした。

「みんなの写真を見たりとか、テレビでも流れるので、それ見て応援していました。踊れないということが来るとは思ってなかったので、生活の一部だったものがなくなったので、 ほんまに抜け殻というか。」

新型コロナが5類に移行するのを前に、ことし2月、練習を再開。コロナ禍前の自分の動画も繰り返し見て、勘を取り戻そうとしています。

4年ぶりの夏へ

女踊りのリーダーを務める川口さん。コロナ禍で参加を見合わせていたほかのメンバーにも復帰を呼びかけました。

「戻りにくいんですよ、ずっと休んでいる側からしたら。自分が早くいって戻りやすい環境を早く作ってあげないといけないなと思っていました。」

しだいにほかのメンバーも練習に戻り始め、のんき連はことし、単独で踊りに参加するめどが立ちました。いまは本番に向けて、ほかのメンバーの指導にも力が入ります。

メンバー

「質問したときにすごく細かいところまで教えてくれて、お姉さんのような存在です。」

3年分の思いを込めて。川口さんは再び、阿波おどりに臨みます。

「先輩とかいろんな人が教えてくれたり、 おいでになってくれたりしているので、こうやってできるのかなと思う。夏に向けていろいろ課題もあると思うが、とにかくみんなで楽しく夏を迎えられたらいいかなと思います。」

  • 藤原 哲哉

    徳島局・記者

    藤原 哲哉

    2020年入局
    赴任直後から阿波おどりを精力的に取材。 4年目の夏も大好きな踊りの取材に邁進します。

ページトップに戻る