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【徳島局・気象予報士が解説】台風 進路図の見方 分かりますか

  • 2023年05月29日

ことしも台風シーズンがやってきます。天気予報で見るあの丸い図、どうやって見るか分かりますか?本格的な台風の訪れの前に、いまいちど、進路図の見方などを確認していきましょう!

強風域と暴風域

上の図は、台風の中心付近の図です。

台風中心の外側の赤い円が暴風域黄色い円が強風域となります。

強風域は1秒間に15メートル以上の風の吹く範囲。
暴風域とは1秒間に25メートル以上の風が吹いている、または、地形などの影響がない場合に吹く可能性がある範囲となります。

暴風域は時速に換算すると、90キロメートルです。

90キロって…車のスピードで例えると、かなり速いですよね。

藤野さん

はい、横からだとトラックが横転するおそれがあり、歩くのが困難になるくらいの風です。

台風の進路は?

今度は、台風の進路予想図の見方です。

黄色い点線のまるが予報円になります。
表示された日時に台風の中心がどこかに入りますよ、その入る確率は70%です、という意味です。

70%で100%ではないんですね……

そして、赤いエリアが暴風警戒域です。
台風が進んで行くにつれて暴風への警戒が必要なエリアとなります。

台風2号の進路図で確認してみよう

では、実際の台風2号の進路図で見てきましょう。

台風2号は5月26日現在、猛烈な勢力となって、フィリピンの東を進んでいます。
まわりを囲んでいる赤い線が暴風警戒域です。
26日15時時点の予想では、少なくとも31日水曜日までは暴風域がある予想です。

そして、予報円が重なって見づらいですが、この日、台風の中心が最も北寄りにきた場合、沖縄本島地方が暴風域に入る可能性があることがわかります。

台風は地震と違って、ある程度準備ができますので、早めのうちに対策をとってください。

そして、今回の注目ポイントは、台風2号が発生する前の段階から進路予想図が発表されたことです
以前は台風になってから進路図が発表されていましたが、最近は少し変わりました。

今回の台風2号のように、どんなに日本から離れていても、日本に大きな影響があると予想された場合などには、熱帯低気圧の段階から進路予想図が発表されるようになったのです

熱帯低気圧での発表はさらに注意が必要なんですね。

はい。熱帯低気圧の時点で進路予想図が発表された場合は、「これはあやしい…」と思って下さい。

四国が梅雨入り 雨への備えは

気象台は29日、「四国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年よりも7日、去年より13日早い梅雨入りです。

本格的な雨に備えて、いま一度、雨どいや側溝などにごみや土などがたまっていないか確認し、水はけをよくしてください。

また、この時期、除湿対策も重要です。
防かび剤や除湿剤など、そろそろ必要な時期となっています。

台風・大雨のシーズンがやってきます。事前に情報を得て、備えを万全にしてください。

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