ページの本文へ

徳島WEB特集

  1. NHK徳島
  2. 徳島WEB特集
  3. あわとく「パパママ子どもが徳島を守る」メールコーナー番外編

あわとく「パパママ子どもが徳島を守る」メールコーナー番外編

  • 2023年03月10日

3月10日(金)放送のあわとく「パパ ママ 子どもが徳島を守る」ではたくさんのお便りを皆さま、ありがとうございました。
あわとく放送時にご紹介できなかったお便りを一部ご紹介します。

安藤佳祐アナウンサー (NHK徳島放送局)
瀬戸恵深(せと・めぐみ)さん (徳島ママ防災士の会Switch代表)
(以下、敬称略)

安藤: 放送お疲れ様でした。

瀬戸: お疲れ様でした。ありがとうございました。

安藤: 放送中にもお手紙頂きましたけども、その中でご紹介しきれなかったメッセージを改めてここで。全て解決できることだけじゃないと思うんですけれども考えていきたいと思います。瀬戸さんよろしくお願いいたします。

瀬戸: よろしくお願いいたします。

【ペットを連れての避難について ―タテヨコさん・神倉さん・しおちゃんさん】

安藤: まず一番多かったのが、ペットを連れての避難。
タテヨコさん・かみくらさん・しおちゃんさんから災害が発生したとき、近くに一緒に受け入れてくれる避難所があるか心配。ペットとの避難、対策はありますか?
こういう質問があったんですけどもどうですか。

瀬戸: そうですね。ペットも大切な家族なので、命守ってできれば一緒に発災後も過ごしたい。飼い主さんの思いだと思うんですけども。
現状の避難所で人間と動物たちが一緒に過ごせる状況はあるのかというと、なかなか難しい現状があるのかなと思う。
一つの指針として環境省が出している災害時におけるペットの救護対策ガイドラインとか、避難に関するガイドラインとか色々なものがでているので、飼い主の方はぜひ、一度それをご覧になっていただきたい。
ペットを迎えるにあたっての飼い主の責任の一つとして、災害発生時のどういう風にペットたちと向き合うのかというところも含めて考えてもらうというのが大事かなと思います。

安藤: 徳島県内でも自治体によって対応が違う可能性もあるし。避難所によっても対応が違うという話も聞きますね。事前にちょっと近くの避難所になりそうなところに連絡して、どういう方針なのかを確認しておくことが必要かもしれません。

瀬戸: 大事ですね。ペットを連れて行って、とりあえず迎え入れてくれるのか。迎え入れてくれても、同じ部屋で過ごせるのか。はたまたケージに入れて、別のところで動物・ペットたちはいてもらうのか。そういった色々取り決めを先進的に行っている避難所もあると思うので、避難所となりうる場所に一度聞いてもらうといいのかなと思います。
(対策について)決まってなければぜひ、そういった話のきっかけをもっていっていただいて、「どうしていけばいいですかね」と話し合いもしてもらってもいいんじゃないかなと思います。

安藤: そうですね。できることはなくはない。

瀬戸: 後は、ガイドラインにも書いてあるんですけど、普段からできることということで、やはり、いろんな場所に慣れておく。ケージに入って長時間過ごせるように練習しておくのも一つ備えにつながるのかなと思います。

安藤: 基本的なしつけ的な部分が、大事になってくるというの、よく聞く話ですよね。
タテヨコさん・かみくらさん・しおちゃんさんいかがでしょうか。少しでも参考になりましたら幸いです。

【足の悪い方を連れての避難 ―タテヨコさん】

安藤: タテヨコさんからもう一ついただいていまして、足の悪い母を連れての避難で気をつけること教えていただきたいです。
どういう状態なのかちょっと分かりかねますが、どうでしょうか。

瀬戸: そうですね。やはり、移動することに時間がかかるというのがタテヨコさんの不安なところかな。あと、家族だけで避難させてあげることができるのかなというところ不安なポイントだと思うので、これも災害によって違うと思います。
洪水とか水害などは避難しなければならない状況になるまでに少し時間があると思うので、早め早めの避難、安全な場所への移動をまず、意識していただきたいなと。
地震とか津波っていう時間があまりないような場面では、やはり家族だけで安全に避難してもらうっていうのはなかなか難しいことになってくるのかなと思います。
家族だけで解決しようとするんじゃなくて、隣近所の方々とかにも現状を知っていただいて、こういったときにはちょっと助けてもらえたらなと相談を日頃から、何か雑談からでもいいと思うので、話をしておいてもらうといいんじゃないかなと思います。
お互い助け合えるポイントとか助けてほしいポイントが違うと思うので、「これだったらこっちがサポートにいけて」、「こういう場合はこっちにサポートに来てね」みたいなそれが共助になると思うんです。そういった近い人たち同士の付き合いっていうところが少し広げて考えていただけるといいんじゃないかなと。
あとはホテル避難も選択肢の一つとしてあって。
先に言った、水害とかのときにっていう早めの避難の中の選択肢の一つとしてあるんですけど、今、分散避難ということで、密を避けるためにいろんな避難の選択肢が増えている中の一つとして宿泊施設への避難というのもあって。そこに一部補助を出している自治体もあったりするので、ぜひお住まいの自治体がどういった災害時にどういった方々を対象に補助を出しているのかっていうのを一度ご覧になっていただいてもし該当するならどんどん活用していただけたらいいんじゃないかなという風に思います。

安藤: ありがとうございます。周りを「巻きこむ」の一つのヒントかなと思いました。

【徳島市のホームページでも皆さんで非常持出袋を必ず用意しておきましょうと呼びかけているぐらいなので、国や自治体は個人が非常持出袋を購入するための助成金制度を作ってくれたらいいのにと思います。― THさん】

安藤: お金の問題の話ですね。

瀬戸:たしかにお金は欲しいですけど、私の家とか、ものが増えすぎると逆にちょっと困るなんていうところもあるので、最近災害への備えっていうと「フェーズフリー」って言う新たな視点っていうのが広がってきていて。

安藤: 「災害と日常の垣根をなくす」。

瀬戸: 「いつも」と「もしも」の壁を取り除こうという考え方なんですけど、普段使っているものが災害時にも役に立つ。災害時にも使えそうなものを普段からも取り入れていきましょうといった視点です。なので我が家ではフリーズドライのスープ
とかそういったものを備えていたり、普段も使えるし非常時にも使えたり。そういった視点でいつも使っているものがいざというときにも、いきてくるっていうところを考えると、改めてこう災害のために備える・ものを新たに買うお金を使うっていうのが、なんかすごくもったいないなあっていうふうに私は最近思い始めていて。
ものが増えちゃうのも嫌だしお金が出ていくのも嫌なので、できるだけ普段も使えるしいざというときにも使えるっていうものを探して集めるように備えるようにローリングストックみたいな感じで使いながら備えていくっていうところを意識してやっています。
なので、お金もらえたらいいですけど、無いお金をどういう風に有効に使っていくかっていうところで言うとそういうフェーズフリーの視点をぜひ取り入れてみていただけるといいんじゃないかなと思います。

安藤: 工夫次第で やれること結構ありそうですよね。

瀬戸: エマージェンシーシートとかホイッスルとか色々備えたらいいものと一般的に言われていますけど、エマージェンシーシートじゃないといけないのかって思うと…。薄手のブランケットでいいじゃんって。両方使えますよね。いつも使えるし、いざというときにも使えるし。子どもとかいつも使っているやつの方が絶対安心しますから。

安藤: 匂いついていますし。

瀬戸: ついていますね。そういう意味でも普段使っているものをいざというときにも使えるかなというものをどんどん増やしていっていただけると、安心も増えていくんじゃないかなと思います。

安藤: お金はあったらいいけども、無いときに工夫ができることもあるという感じですかね。

【ハザードマップがあるとは言えどこまで、どういう被害が想定されているのか把握しきれない。―くうちゃんママさん】

安藤: 確かにハザードマップ色々ありますからね。

瀬戸: 本当にたくさんの種類があって自治体によってお住まいの地域によって種類も異なるし、そもそもマップを見るのが苦手っていう方もいらっしゃると思うんですね。
そういった方々にぜひちょっと試してみてもらいたいなって言うのが、国土交通省が作っている「重ねるハザードマップ」っていうホームページがあります。
そのホームページを見ていただくとお住まいの住所とかで検索できて、その検索した場所がパッと出てきて、その場所にどういった災害のリスクがあるのかっていうのを重ねて表示をしていくことができます。
自分が気になるのが地震・津波とかだったらそれを重ねて見て、「ここは何メートルぐらいの津波が来る可能性があるんだなあ」「じゃあどこに逃げたらいいんだろうな」で「避難所ってどこだろう」押すと避難所が出てきたりとかする。そういったホームページがあるのでぜひよかったら見ていただいて、スマホのブックマークとかパソコンとかのデスクトップとかに置いといていただけたらいいんじゃないかなと思います。ぜひお試しください。

安藤: 私もよく使いますけども正確な情報を手軽に得られるので便利ですよね。

瀬戸: 便利です。お出かけ先とかでも使えるから。

安藤: 確かな情報をどこから得るのか知っておくとまたちょっと違うんじゃないかなと思いました。

【避難途中に子どもとはぐれないか心配。どういった対策をしておけばいいのか。 ―うささん】

安藤: お子さんの年齢にもよるかと思いますが、

瀬戸: そうですね。たぶん、だっこしてとか手をつなぐレベルだと、はぐれるところまではいかないかなという気がするんです。はぐれるって一緒に逃げるぞって言って、ある程度自分で走れるとか逃げられる子たちのことなのかなというふうに思うので、そういう年齢の子たちは知っている場所だったら自分で頑張って自力で行けるかなと言うことに期待をして。最終の避難場所っていうところをぜひ家族であらかじめ決めておいてもらうのが大切かなと思います。だから避難開始する時点でどこに行くぞっていうのも一つ大事だし、普段からどこに行こうっていうところも大事かなと思いますね。

安藤: 事前のコミュニケーション家族でもやっぱり大事ですね。

瀬戸: 大事ですね。

【避難時にコレを持っていると意外に何通りにも使える持ちものってありますか?あれもコレも持ち運べないと思うので、教えてほしいです。―まんがれさん】

瀬戸: 最近 私めちゃくちゃたまってきているのがブランケットなんですけど。
薄手のブランケットってすごく便利だなって。
保温性もありますし、なんか保温の仕方もさまざま。薄手だったらストール代わりとかマフラー代わりにもできるし、子ども寝かすときのお布団とかにも出来る。温かさを保つために巻いておくといいのかなとか広げたらこう目隠しにもなったり、いろいろな使い方がブランケットってあるんじゃないかなと思っています。
ただ夏場はいらないなって。その代わり夏場は、風呂敷とかも色々使えますよね。袋にしたりとか、もの包んだりとか。いろんな結び方があるそうなので。
風呂敷防災の本がありましたね。そういった日本人の昔の知恵とかにさかのぼっていくと、結構おもしろいなと思うんですけど。

安藤: ブランケットの話は、私も子どもが産まれたばかりのときはおくるみとか。

瀬戸: そう、おくるみにもなるし、

安藤: かけたり、拭けたり。

瀬戸: 究極拭いてもいいですよね。

安藤: 布系は可能性がありそうですよね。

最後に

安藤: 完璧はなかなか難しいと思うんですけど、与えられた環境で、できることはやることしかないのかなと、防災をお伝えしていて感じていますが、いかがでしょうか。

瀬戸: やはり、災害が発生する瞬間って、誰も助けてくれないですよね。自分の命を守るのは自分しかいなくって、そのときに自分でどういう風に情報とか目の前の状況を受け取って、どう判断して、どう動いていくのかというところは、自分しかできないことなので、そのために、普段から色々想像したり話をしたり。
あとはあらかじめ経験をしたりとかね、色々な所を歩いたりしながら、判断材料をたくさん集めてもらって、色々な選択肢の中からこの瞬間ならこうって自信をもって判断できるように、自分の命に責任をもちたいなと私は思います。

安藤: やれることはやる。最善を尽くす。いつかそのときは来るといわれていますので、そのときに少しでも助かる人が増えるように私たちこれからまだまだやっていきたいですね。

瀬戸: 助かる命を増やすためにも自分が助からないと誰も助けられないので。助かりましょう。

安藤: みんなで助かりましょう。今日はありがとうございました。

瀬戸: ありがとうございました。

ページトップに戻る