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投稿者:増村 聡太

2021年09月22日 (水)徳島マガジンVol.6 防災教育を考える


こんにちは。NHK徳島アナウンサー増村聡太です。

毎月、徳島マガジンと題して、徳島の様々な話題についてこのブログでお伝えしてきました。

そう、もともとは「様々な」話題についてお伝えするはずだったのです。

ところが、Vol.1~Vol.5までの内容を見るとすべてスポーツの話題ではありませんか。

これではいかんと思いまして、今月のテーマは「防災」です。(9月は防災月間でもあります)

普段はスポーツの取材を多くしていますが、毎年度末には徳島のラジオ4局共同制作の防災ラジオ番組のディレクターを4年連続で務めるなど、並行して防災の取材も続けています。

今回取材したのは、こちらの地図。

「四国防災八十八話マップ」です。

この地図は、四国に伝わる88個の防災の言い伝えを1枚の地図にまとめたものです。

徳島に伝わる言い伝えについては、かわいいイラスト付きで紹介されています。

開くとこんな感じです。

 

この地図の中には「地震・津波」「水害」「高潮」「渇水」「土砂災害」 という

5つの災害の教訓がまとめられています。

地図についているQRコードを読み取れば、インターネット上で地図を見ることができるのに加えて、

それぞれの言い伝えを解説する動画も見ることができるという優れものなんです!

 

この地図の製作の中心となったのが、徳島大学環境防災研究センター・センター長の上月康則教授です。

(写真左に写っている方です)

地域防災がご専門の1つで、各地に足を運んで、その地域の実情にあった防災対策を考えています。

「四国防災八十八話マップ」を製作するために、88個の言い伝えが残る場所すべて自家用車で取材に行かれました。

私も何度か一緒にフィールドワークに同行させていただきましたが、教授のバイタリティには毎回恐れ入ります。。。

このマップを製作した背景には、防災にまだ関心が薄い人にも楽しみながら興味を持ってほしいという理由と、

過去起きた災害の教訓を学ぶことで、次にくる災害の脅威から(徳島では南海トラフ巨大地震など)

逃れられる確率が高まると考えているからです。

 

このマップ、小学校の授業の教材としても使われています。

阿南市の橘小学校です。

学校がある阿南市橘町は大地震の際、津波被害が懸念されています。

そのため学校ではこれまでも防災教育に力を入れてきました。

ことし「四国防災八十八話マップ」を使って、地元の津波碑についてなど学習を行いました。

小さなころから防災への関心を高めてもらうことで、

いつか来ると予想されている南海トラフ巨大地震で1人でも多くの命が助かってほしいというのが上月教授の願いです。

マップは徳島大学環境防災研究センターのホームページからもダウンロードできます。

 

そして、この四国防災八十八話マップについても取り上げられた、

南海トラフ巨大地震から子供たちがどう命を守るのか、防災教育について考えるラジオ番組

「巨大災害を生き抜け!子どもと考える防災」が放送されます。

放送は、9月23日(木・祝)午前8時5分~ (ラジオ第一で全国放送)

先ほどご紹介した橘小学校の子どもたち2人にも、防災に関するクイズなどに参加してもらいました。

ぜひラジオとともに、防災教育について考えてみませんか?

 

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