NHK1.5ch(NHK1.5チャンネル) NHKのオイシイところを、オイシイかたちで。

最期を自宅で迎えたい 在宅医療を支える過疎地の医師

2019年12月02日

患者の「生きる力」が介護する側の負担を減らす在宅医療の現場から

中国山地に位置する北広島町芸北。過疎と高齢化が進み、入院施設がないこの町では、かつて、ほぼすべての高齢者がふるさとを離れて亡くなっていました。
「住み慣れたふるさとで最期を迎えたい」そんな患者の願いをかなえようと奮闘する医師、東條環樹さん。看取りを含めた訪問診療に取り組み、18年も診療所の所長を務めている。

病気が治り退院してからも、自宅で寝たきりの市川ハツエさん(93)。ハツエさんの世話をするのは妹の春美さん(90)。春美さんにとって、ハツエさんを支えながら暮らすのは簡単ではありません。老々介護となる2人の生活を今後どうしていくのか、看護師や東條さんを含め話し合われました。
介護をする方もされる方も一番不安なのは先が見えないこと、このままでは共倒れになってしまう。家族には甘えてしまうため、ときには医師から厳しい言葉をかける必要がある、と東條さんは言います。5日後に東條さんが訪問すると、初めてハツエさんが起き上がって迎えてくれたのです。日中は起きて過ごし、歩く練習を始めるほどに。

「最期を自宅で迎えたい」当たり前の願いを誰もがかなえられる日を目指して、東條さんは走り続けています。

見たい動画をリクエストする
ハートネットTV
ハートネットTV
「生きづらさ」を抱える全ての人に向けた新しいスタイルの福祉番組
番組ホームページはこちら
トップページへ戻る