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障害者の妹が教えてくれた"ひとりでは生きていけない"

2019年11月19日

重度障害者の妹・亜由未にカメラを向けるディレクターの記録。

3年前の相模原障害者殺傷事件を機に、脳性まひと知的障害がある妹・亜由未にカメラを向ける兄。この夏、2年ぶりに亜由未と向き合った。

両親は、自分たちが亡き後の亜由未の人生の準備をしている。
僕の実家は、近所から"あゆちゃんち"と呼ばれ、地域の人と亜由未の交流の場だった。
自分たちが亡くなった後も、亜由未にここで暮らし続けてほしいと両親は家を建て替えることに。誰もが集まれるコミュニティースペースにするという。

亜由未は、空気を吸う力が弱いため呼吸器をつけるようになっていた。この日はいつにも増して呼吸状態が悪かった。
出勤する父から引き継いだのは、亜由未と同年代の女性介助者。
笑顔が戻り落ち着いたように見えたので、散歩に連れ出そうとしたが...仮眠をとっていた母が飛び起きてきた。酸素飽和度は80%以下、命の危険が迫っていた。苦しくても笑顔を見せる亜由未の体調を見抜くのは難しい。母は自分の後も、亜由未と関わり続けてくれる若い介助者を育てようとしていた。

新居への引っ越しは2020年4月。
亜由未はこの家で他の人との関係を深めて生きていく。僕はこれからも見守っていきたい。

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