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家族との時間を守るために 小児在宅医療の現場から

2019年10月06日

重い病気の子と家族の幸せのために今日も走り回る小児在宅医

日本で初めて子ども専門の在宅診療所を作った医師の前田浩利さん(55)。
現在の患者は、東京23区内に暮らす約500名。すべての子を最低月に2回、定期的に診ることで体調を管理し成長を見守っている。

小児在宅医の仕事は、命と健康を守るだけではない。
子どもの成長、家族の思いに寄り添い、生活を楽しく豊かなものにしていくことも求められる。
「笑わせてあげないと。もう一歩踏み込んだ症状のコントロールが家でこそ必要になる」と話す前田さんは、病児と家族の幸せな日々を支えることに人生をささげてきた。

かつては大病院に勤めるがんの専門医だったが、病気が治らず苦しんで亡くなる子どもたちを前に悩んできた。
そんなとき、病院では治療の重圧に押しつぶされていた子が、自宅で両親とうそのように穏やかに暮らす姿を目にし、前田さんは医師としての自分ができることを考えた。

子どもにとって、家族にとって、大切なことは何か...
行き着いたのが、一瞬一瞬過ぎ去っていく子どもと家族のかけがえのない時間を、楽しく前向きに過ごせるよう助けることだった。

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