footsteps大澤優子
技法 / シンクロ
川村真司コメント
音に映像を合わせるシンプルな技法を違う視点でみつめて、逆に映像によって音がコントロールされる世界をユーモラスに描いている点を評価しました。
技法 / シンクロ
音に映像を合わせるシンプルな技法を違う視点でみつめて、逆に映像によって音がコントロールされる世界をユーモラスに描いている点を評価しました。
技法 / ストップモーション
ティッシュがくしゃみするというコンセプトもかわいらしいし、コマ撮りによって生命のない物体に魂が吹き込まれて、とても可愛らしいキャラクターに見えてくる、アニメーションの王道のような素晴らしい作品だと思いました。
技法 / タイポグラフィ
難しく考えすぎず、敢えて緩い会話を緩い手描きのタイポグラフィで描いている抜け感が気持ちがよいなと思いました。
技法 / だまし絵
二点から見ると違う文字になる造形を、うまく同ポジも活かしながら切り替えて「リアルだけどリアルでは実現できない騙し絵」を作っていて、映像としてとてもクオリティが高いと感じました。
技法 / プロジェクション
プロジェクションというスクリーンに限定されない技法を活かして、テレビというスクリーンをはみ出して浸食する映像世界を描くという着眼点が非常に良いなと思いました。
技法 / クラウドソーシング
手の文字でTECHNEをつくるというシンプルなアイデアとクラウドソーシングによる人や場所の魅力・努力がにじみ出ていてとても気持ちよく見られる作品でした。
技法 / POV
シンプルなアイデアながら、POVの本来の面白さをダイレクトに表現しています。あえてカメラのパンショットを使いながら、それをカットの切り替えに使ったところがうまくいっています。最後の人文字もうまくオチています。
技法 / マルチスクリーン
DJによるレコード盤の回転とテクネの文字の回転のシンクロ、それに音声が全て一体化して表現されていました。全ての要素が一つのカットの中に一望できる絵作りも素晴らしかったと思います。
技法 / ループ
ループする映像と音声を使いながら、それがずれることで予想外の方向に行くという面白さを、あえて、目の周りという切り取られた部分に限定して展開したところが良かったです。
技法 / ロトスコープ
お餅の焼ける様子を表現するために、実写からどの線や要素を取り上げるかがうまく計算できた作品だと思います。また、前半と後半の映像スピードを変えてお餅の焼ける全工程を尺内に収めたことが良かったです。
技法 / 撮影機材
360度カメラをミニカーに載せて、それを走らせながら撮影することで大変面白い映像になっています。車のスピードと停止する位置など、何度も実験を重ねて作られたのではないかと思います。
技法 / 同ポジ
同ポジで異なる対象物に置き換えるという手法の面白さをストレートに表現できていると思います。俯瞰斜め上のカメラポジションが秀逸で、まるで手品の演出のような効果を生み出していると思います。