概要
クレーンカメラは高さを変えながらのトラックショットなど、映像表現において非常に効果的な機材です。しかしメーカー動作保証範囲は0~40℃で、氷点下の環境ではパン・チルトのサーボモーター駆動部の動作性能が著しく低下し、正常に動作しなくなります。外気温がマイナス20℃近くなる冬の北海道でクレーンカメラを使用するために、防寒素材のカバーとヒーターを組み合わせ、「機材の防寒」と「低温状態からの動作温度の確保」ができる専用防寒カバーを開発しました。
特長
- 防寒素材を使用し、カメラ動作を妨げない薄さと十分な保温機能の両立を実現
- 電熱線セラミックヒーターを使用し、低温状態から動作保証温度までの加熱・保温が可能
使用実績および今後の展望
- 2022年12月26日
「第75回北海道高等学校アイスホッケー競技選手権大会」 - 今後も低温環境で実施される番組で使用していく予定
