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環境経営

NHKの環境経営

概要

NHKは公共メディアとして、放送やイベントなどを通じて環境問題に関する情報発信や地域と一体となった活動に取り組むとともに、事業者としても脱炭素社会・循環経済の実現に向けて対策を強化し、持続可能な社会に貢献していきます。

NHKの環境経営で取り組む5つの領域
エネルギー 減らす、選ぶ、作るの3つの取り組みで2025年度末までにCO2排出量を25%削減することを目指します(2018年度比)
資源・廃棄物 作った後のことまで考えたサステナブルな美術セットの開発・導入
情報発信 ニュースやコンテンツでの情報発信
環境報告書による環境経営の取り組みの公表
制作プロセス 環境に配慮した制作手法の開発・排出量の把握
ワークスタイル
ライフスタイル
リモートワークの推進・活用拡大、気候変動関連の研修拡大、マイボトルの推進、環境に配慮したオフィスの構築

エネルギーを減らす、選ぶ、作る

減らす、選ぶ、作る。3つの取り組みを進めて、2025年度末までに東京・渋谷の放送センターでの電力使用によるCO2排出量相当分(年間48,000t・NHK全体の25%)を削減することを目指します。(2018年度比)

NHKのCO2排出量の約9割が電力由来
スタジオ照明のLED化
(白熱灯に比べ消費電力を80%削減)
送信設備の省エネ化(消費電力を従来より約50%削減)
菖蒲久喜ラジオ放送所のメガソーラー
(一般家庭約600世帯分の電力を発電)
富山放送会館屋上の太陽光パネル

美術セットの3R計画推進
~コスト削減、廃棄物の抑制を推進~

環境にやさしい素材を使用したり、無駄の少ないセット構造を検討したりする等、環境に配慮する取り組みを進めています。

「クローズアップ現代」

CG合成することでセットの資材をリデュース。廃棄量もリデュース

実物セット
CGで合成した実際の映像

連続テレビ小説「おかえりモネ」

「柱」や「壁」などの共通「セットパーツ」を活用してリユース

共通セット(例)

「あさイチ」

廃棄された木材や衣料から作られたリサイクル素材をテーブルに使用。説明用の手持ちパターンも、石油由来の素材からリサイクル可能な段ボールに変更。

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