概要
九州・沖縄地方は、台風や大雨で広範囲に被害を受けるケースが多く、早期復旧に向けた体制構築は大きな課題です。
本システムでは、NHK放送インフラ(放送所、NHK共聴)の位置データと気象・災害データを地図上に重ね合わせ、可視化・共有します。位置データには、設備の状態をアイコンで表示し、情報共有や出向現場の安全確保など、災害時の速やかな体制構築に 役立てます。
特長
- 放送インフラの状態を即時に反映
(九州・沖縄地方の放送所は約500施設、NHK共聴は約1000施設) - アイコンで地図に表示することで、直感的に状況把握
- ダッシュボードで各県の設備の状態を一括把握
- 気象・災害データを地図上にオーバーレイ可能
- 検索機能により、土地勘がない担当者も利用可能
使用実績および今後の展望
2022年4月から運用を開始し、1年を通して電波確保支援ツールとしての利便性の検証を行いました。引き続き本システムを使用して、災害時も安全・安心な電波確保体制を目指します。
