概要

南海トラフ巨大地震等の災害時に、聞きなれたアナウンサーの声を自動で再生し、視聴者の方々に呼びかけを行う「ラジオ自動音声発生システム」を開発しました。災害時にひっ迫する局内リソースを使用することなく、独立したノートPC1台で防災情報を呼びかけることができます。

特長

  • アナウンサー不在の深夜でも、ラジオで災害報道の呼びかけが可能
  • AIで生成した音声ではなく、聞きなれたアナウンサーの声で発報する
  • 局内専用LANを使用することで、気象庁からの電文を受け取り、情報を発信することができる
  • 局内専用LANに接続しない場合でも、手入力の原稿を元に発声し続けることができる

今後の展望

実運用に向けて、災害・地震訓練等で検討を進めていきます。また、地元の自治体へ機材の貸し出しやソフトフェアの貸し出しも検討しています。