概要
編集作業においてリモートワークの活用はほとんど進んでいない状況です。主な課題として、編集素材の外部流失などを防ぐためのセキュリティ対策や外部クラウドなどのサービスを活用した場合の設備コスト、さらに専用線など固定回線によって作業場所が限定されてしまうことなどが挙げられます。この課題に対して、携帯4G回線(閉域網)を活用した画面共有ソフトを開発することで、セキュリティを確保し、運用コストを抑えた環境を実現しました。本システムの開発により、局内の編集室と自宅や出張先など離れた場所で画面を共有した編集作業や、単独での簡易編集が可能となりました。
特長
- 携帯4G回線(閉域網)に対応
- コストのかかる外部クラウドやサーバーは必要なし
- 画面共有により、離れた場所から作業に参加可能
- 単独作業も可能
- 編集ソフトに依存しないため活用範囲が広い
今後の展望
簡単にリモートワークを実現できる汎用的なシステムです。編集作業に限らず、さまざまな場面での活用が期待できます。
