(ゆう6かがわキャスター 五味哲太)
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、香川県内でも高松市や坂出市、多度津町で震度4の揺れを観測し、7人がけがをしました。
そして、今後発生すると想定されているのが南海トラフ巨大地震による被害です。最大クラスの地震では、県内の広い範囲で震度6弱以上の激しい揺れを想定。沿岸部では3メートルから4メートルの津波が襲うとされます。南海トラフ地震に備えるために気を付けなくてはならないポイントは何か、専門家に聞きました。
これまで様々な防災の取材をしてきたつもりでしたが、液状化や地盤沈下、航路をふさぐがれきの問題など、具体的には想像できていなかったポイントがたくさんありました。大きく揺れて気持ちも動揺しているなかでも最善の行動をとれるように、どんなことが起こりえるのかを知って、イメージしておくことが本当に大事だと感じました。