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いま旬
「国内外に魅力発信!日本一の松盆栽」

(高松放送局キャスター 橋本 雛 )

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※動画配信は終了しました。

2023年1月17日放送

香川県が生産量日本一を誇る「松盆栽」。
2023年からは主力品種「黒松」のEU(ヨーロッパ連合)への輸出が本格化するなど、海外でも人気を集めています。盆栽の魅力を国内外に広めようとする取り組みを取材しました。

国内最大級の盆栽直売所

高松市国分寺町に2020年にオープンした「高松盆栽の郷」。
施設には約50人の生産者らが出品した盆栽1万鉢以上が展示・販売されています。
扱われている盆栽は、数十万円の本格的なものから、1000円程度の手頃な価格で手に入るものまで幅広いです。
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初心者向けの盆栽「苔玉(こけだま)」

「高松盆栽の郷」では事前に予約をすると簡単な盆栽の作り方や育て方などを学べる教室があるんです。
今回教えてもらったのは初心者におすすめ。鉢に植えないタイプの盆栽「苔玉」です。
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簡単に作ることができ、盆栽と育て方が同じだそうです。
手際のいい人なら10分程度で完成します。
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盆栽園を営む花澤登人さんによると、仕上げた苔玉は1日1回バケツに数分浸して、日の当たるところに置いておけばいいそうです。
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外国から学びに来た人が住み込みで学べる

「高松盆栽の郷」と同じく2020年にオープンした「盆栽の匠」。
この施設では国内だけでなく、海外から訪れた方も住み込みで盆栽を学べます。
観光ビザを利用して3か月間学ぶ人もいれば、半年以上かけて修行している人もいます。
フランスからやって来たハーリンク・ルドフさん。
フランスで盆栽を教える講師の教育にあたっています。
高松から持ち帰った技術が世界へ広がっていくんです。
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施設で指導にあたっているのが平松浩二さん。
平松さんは、海外での盆栽の講演会やデモンストレーションの経験豊富で、ルドフさんに英語で高度な技術を説明していました。
平松さんによると、スイスやスペインなどヨーロッパからの予約が入っているということです。
新型コロナウイルスの影響が落ち着いて、海外から学びに来る人が増えることを期待しています。
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今年ますます注目が集まる香川の盆栽。
みなさんも始めてみてはいかがでしょうか?
※なお掲載している情報は放送当時のものです。
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