不動産鑑定士 鈴木祐司
「県外から開発業者が入ってくる場合、商業地のマンションの適地は購入しやすい価格帯になっていると言えると思います」
阪急阪神不動産マンション事業部 北川洋次さん
「丸亀町の商店街は再開発で非常にきれいになって開放感もある。スーパーや飲食店、ドラッグストアなどさまざまな店舗がアーケードの中にあり、雨にぬれずに利用できるのは他の商店街と比べてもなかなかない」
【取材後記】
首都圏や近畿圏の開発競争、安い地価、そして街の魅力。このほかにも中心部でまとまった用地が売りに出されたタイミングと重なったことを挙げる開発業者もいました。複雑な要因が重なった結果が今の活況につながったようです。ただ人口減少の中で、この先も需要が続くかは不透明で、ある専門家は「しばらくすると沈静化するのでは」と話していました。ではマンションを買い時はいつなのか・・・?私がそれを考えるのはもう少し先かもしれません。