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ぶらり発見「もったいない!再活用」

  • 2023年07月05日
「もったいない!」廃棄されるものを有効活用
2023年6月30日放送

今回のテーマは「もったいない!」です。
廃棄されるものを有効活用しようという取り組みを探してきました。

もったいない①

まず向かったのは、三豊市の山あいにある古民家を改修したカフェ。

三豊市の山あいにある古民家を改修したカフェ。

オーナーパティシエの石井優香(いしい・ゆうか)さん。

オーナーパティシエの石井優香さん

この日のランチにも、もったいないが隠れています!

卵や玉ねぎのランチ

この店のコンセプトは、
地産地消で生産者を応援できる拠点づくり。
なかでも「規格外野菜」の活用に力を入れています!
ランチに使われていた「もったいない!」は、玉ねぎ。

玉ねぎ

この大きさの玉ねぎは、市場価値が低く、スーパーなどの店頭には並びません。
ほかにも…

くねっと曲がったものきゅうり
くねっと曲がったもの
虫くいのあるとうもろこし
穂先に実が詰まっておらず上部をカットしたものや、虫食いがあるもの
かたちのくずれたきのこ
丸い形が崩れていたり、大きさがまちまちだったり・・・

石井さんが「規格外野菜」の多さを知ったのは、地域おこし協力隊として活動をしていたとき。味は変わらずおいしいのに「もったいない!」と心苦しい気持ちに。

自分の手でなんとかしようと、2年前にカフェをオープンして「規格外野菜」を買い取っています。

野口春香キャスター

私が頼んだのは、トウモロコシの黄金夏カレー。
規格外の小さな玉ねぎをすり潰して、カレーのルーに入れています。

トウモロコシの黄金夏カレー

 

野口春香キャスター

スパイシーな中にも、玉ねぎの甘みをしっかりと感じて美味しかったです♪
カレーのほかにも、汁物や小鉢などに規格外の玉ねぎがたくさん使われていました。

カフェでは、お客様からも大好評!福を分ける「おふくわけマルシェ」
農家からたくさん野菜が届いた場合は、詰め放題を行っています。
1袋100円です。

「おふくわけマルシェ」
「おふくわけマルシェ」

「今後、旬の規格外の野菜を箱に詰めて毎月届ける会員制宅配サービスを始めて、より多くの人に規格外野菜の存在を知ってもらいたい」と石井さんは話していました。

オーナーパティシエの石井優香さん

もったいない②

次の「もったいない!」は、香川の伝統的工芸品「丸亀うちわ」です。
うちわやカレンダーのデザインや販売を行っている、まんのう町の会社を訪ねました。

うちわやカレンダーのデザインや販売を行っている、まんのう町の会社

迎えてくれたのは、香川県うちわ協同組合連合会の会長も務める山田時達(やまだ・ときさと)さん。

香川県うちわ協同組合連香川県うちわ協同組合連合会の会長も務める 山田時達(やまだ・ときさと)さん合会の会長も務める 山田時達さん

うちわに使われているのが、漁船で魚を捕獲する時に使う網「漁網」です。
漁網が海廃棄されると、長期間分解されず漂います。
生き物たちを苦しめることがあるため、「ゴーストネット」とも呼ばれるほど深刻な問題です。

山田さんは、使われなくなり廃棄処分する「漁網」を有効活用して、環境保全にも役立てたいと取り組んでいます。

廃棄漁網x丸亀うちわ

自ら、漁師の元へ足を運んでうちわに適した漁網を探すなど、何度も試作を重ねたそうです。

山田さんの想いを形にしたのが、伝統工芸士の中田元司(なかた・もとし)さん。
丸亀うちわを作り続けて21年の職人です。

伝統工芸士の中田元司さん
和紙の上で、20cmほどの漁網を均等に広げます。
和紙の上で、20cmほどの漁網を均等に広げます。
その上から竹骨を置き
その上から竹骨を置き…
和紙を被せます。
和紙を被せます。

たわしでなじませ、1日乾かし、「片切り(周りをカットする作業)」をしたら完成です♪

廃棄漁網x丸亀うちわ 完成

 

野口春香キャスター

廃棄されてしまう物に新たな価値を見出す取り組みを取材して、
自分自身の生活でも無駄をなくそうと思うきっかけになりました。

※なお掲載している情報は放送当時のものです。

  • 野口春香

    高松放送局キャスター

    野口春香

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