- トップページ
- 過去に放送したレシピ
- 「いりこ」を存分に味わい尽くそう!
2022年8月2日放送
「いりこ」を存分に味わい尽くそう!
おすすめポイント
観音寺市の伊吹島で漁の最盛期を迎えている「いりこ」
香川県のうどんだしには欠かせませんよね。
今回は「いりこ」の素材の味を存分に楽しむ方法をご紹介します♪
水出しいりこだし
だしの取り方といっても、色々な方法がありますがきょうは簡単な「水出しいりこだし」を作ります。材 料
- (作りやすい分量)
-
いりこ:30g
水:1リットル
だし昆布:10cm角1枚
作り方
-
まず、煮干しの頭と内臓を除きます
→ 今の時期は旬で新鮮なのでとらなくても良いですが
この後かき揚げを作るときに「カラッと揚がる」、「内臓のほろ苦さがなくなる」ため - 2つに割って、切り目を入れた昆布と一緒に分量の水で浸す
-
数時間から一晩置いたら完成!
☆煮干しやかつおは「イノシン酸」、昆布は「グルタミン酸」
2つのうまみが合わさっておいしさがアップします
<冷ややっこの冷やしみそ汁>
次に「水出しいりこだし」を使って、スープ2種類を作ります。
材 料
- (4人分)
-
絹ごし豆腐:1丁
オクラ:1パック
みょうが:1コ
しょうが(すりおろし):少量
-
☆水出しいりこだし:2カップ
合わせみそ:40g
作り方
- 合わせみそを水出ししたいりこだしで、ときのばしておく
-
オクラは塩ゆでしたものを小口切りにし、よく混ぜて粘りを出します
→ よく混ぜることで食物繊維の吸収アップ
- みょうがは輪切りにして水にさらしましょう
- 四等分にカットした絹ごし豆腐にだしを注ぎ入れて、オクラ、みょうが、おろししょうがを彩りよく盛ったら完成です♪
<キムチの韓国風スープ>
材 料
- (4人分)
-
豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ):150g
白菜キムチ:60g
山芋:80g
- ☆調味料
-
水出しいりこだし:2カップ
キムチの漬け汁:大さじ1~1 1/2
塩・しょうゆ・ごま油:各少量
- ☆薬味(各適量)
- ネギ・大葉
作り方
-
豚肉はしゃぶしゃぶにして、いりこだしと塩をふりかけます
→ パサつきを防ぎ、しっとり仕上がる
-
山芋は皮をむいて、1cmの厚みに切ってビニール袋に入れ
袋の上からたたいて粗くつぶす
(すりおろしたり、千切りにしてもよい) - 器に、豚しゃぶ、山芋とキムチをのせます
-
水出しいりこだし、キムチの漬け汁をよく混ぜ合わせます
→ キムチの漬け汁はうまみたっぷりなので、捨てずに調味料として使う
- 塩、しょうゆ、ごま油をお好みで合わせておきましょう
- だしをかけて、青み(ネギ・大葉)を散らしたら完成です♪
<青じそたっぷりかき揚げ>
最後に、だしを取った後のいりこを使って「青じそたっぷりかき揚げ」を作ります♪
家庭では一度にたくさんのだしがらいりこは出ないので、使うたびにチャック付きの保存袋に入れてためておくと便利です。
材 料
- (4人分)
-
だしがらいりこ:100g
しょうゆ・みりん:各少々
青じそ:30~40枚
みょうが:2コ
天ぷら粉:1/2カップ
冷水:1/3カップ
作り方
- たっぷりの青じそとみょうがを千切りにしておきましょう
- だしがらいりこに、しょうゆ、みりんを入れて下味をつけておきます
- 天ぷらの衣を加え、ざっくりと混ぜ合わせます
- フライパンに1cmぐらい油を入れて少量ずつかき揚げにしていきましょう
- いりこがカリッとしたら完成です♪
<十河先生からひと言>
「水出しいりこだし」を作っておくと、みそ汁だけではなく
いろいろな料理に使えて便利です!
普段そうめんなどを食べるとき、市販のめんつゆを水の代わりに「水出しいりこだし」で薄めると、うまみがアップして格段においしくなります。
県産のいりこをぜひ活用してみてください♪