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2021年11月30日放送
じねんじょで晩酌!磯辺揚げ・糸山かけ
粘りが強く味が濃いじねんじょを、新酒の時期に合わせて、晩酌メニューに!
旬の味覚で乾杯!
おすすめポイント
じねんじょは、粘りが強く、味が濃いのが特徴です。
すりおろしてみれば一目瞭然!長芋はサラサラとしている一方、じねんじょは餅のようにお箸でつまみあげられます。
定番のとろろごはんだけでなく、お酒にもごはんにも合う晩酌メニューがおすすめです。
すりおろして揚げ焼きにする「磯辺揚げ」と、千切りにする「糸山かけ」。
じねんじょの色んな魅力を味わいましょう。
<じねんじょの磯部揚げ>
材 料
- (4人分)
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じねんじょ:300g
紅しょうが:20g
青のり粉:大さじ1
焼きのり(全形):2枚
揚げ油
お好みで
・天つゆに大根・しょうがのすりおろし
・ポン酢しょうゆ
・塩
・わさび
- 《酢水用》
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水:500ml
酢:大さじ1
作り方
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じねんじょは、皮をむいて酢水に10分程さらしたら、水けを拭いてすりおろす。
みじん切りにした紅しょうがと青のり粉を加えて混ぜる。【ポイント】水けをしっかり拭くとすべりにくくなり、安全にすりおろせる。紅しょうがを粉チーズやごまに変えれば、子ども向けになります。 - 10等分に切った焼きのりに(1)をスプーン1杯ほどのせて巻く。
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170℃に熱した揚げ油に入れて、薄く色づく程度に揚げる。
【ポイント】油でコクや香ばしさが出るので、じねんじょの違ったおいしさが引き出せる。
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器に盛り、お好みで天つゆや薬味、ポン酢しょうゆ、塩、わさびを添える。
じねんじょは箸でつまみあげられる程の粘りが特徴ですが、粘りが弱い場合は、つなぎに片栗粉を加えましょう。
<オリーブハマチの糸山かけ>
材 料
- (4人分)
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オリーブハマチ(刺身用):200g
(※まぐろなど、好みの魚でOK)
【A】
・しょうゆ:大さじ1
・酒、みりん、ゆずの搾り汁:各大さじ1/2
・わさび 適量
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じねんじょ:100g
うずらの卵:4コ
青のり粉、ゆずの皮(せん切り) 各適量
作り方
- オリーブハマチは1.5cm角に切り【A】を合わせた中に入れ、10分ほどおく。
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じねんじょは、皮をむいて酢水に10分程さらしたら、水けを拭いて2cm厚さの輪切りにする。
切り口を上にして、格子状になるよう縦横それぞれの向きで薄切りにして、せん切りを作る。 - 器に(1)を盛り、箸で混ぜて粘りを出した(2)をかけて、うずらの卵、青のり粉、ゆずの皮のせん切りをのせる。
乾いた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れれば、1~2か月ほど保存できます。
長くて冷蔵庫に入らないときは、切った断面を乾かしてから保存するといいです。
すりおろした状態で冷凍保存することもできます。冷凍保存用ポリ袋に空気が入らないよう密封して冷凍してください。使うときは、必要な分量を自然解凍しましょう。
<十河先生からひと言>
さぬき市大川町の南川じねんじょは、季節限定で販売されます。
粘りが強く、お箸で持ち上げられるほど!卵と合わせるのも難しいぐらいです。
むかごなどと一緒に販売され、今年も多くの人でにぎわっていましたよ。
出回る時期が限られる、まさに旬の味を、楽しんでみてくださいね。