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2020年10月20日放送
秋を感じる鶏の香り蒸し
秋薫る、鶏の香り蒸し!
手羽先をメインに、くり、サツマイモ、きのこなどうまみたっぷりの食材を添えて。
香り高い本格派メインディッシュです。
おすすめポイント
完成品は満足感たっぷり、本格的な一皿ですが、工夫して手間を減らしていて、「意外にも手軽にできる」と驚かれるレシピです。
お祭りやイベントが減ってしまいましたが、そんな時こそ、秋らしい一皿で季節を感じてくださいね。
材 料
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鶏の香り蒸し(4人分)
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鶏手羽先:12コ
しめじ・まいたけ:各1パック
くりの甘露煮:8粒
サツマイモ(中):1本
にんじん:1/2本
しょうが:20g
青ねぎ:2~3本
かたくり粉:大さじ2
揚げ油:適量
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<鶏肉用>
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紹興酒:大さじ2
しょうゆ:大さじ1
塩:小さじ1/2
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<全体用>
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紹興酒・しょうゆ・くりの甘露煮シロップ:
各大さじ1と1/2
塩・こしょう・砂糖:各少々
作り方
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手羽先の下ごしらえをします。
調理用はさみで関節を断ち、先の細い部分を切り落とします。太い骨と細い骨との間に刃先を立て、切り込みを裏側まで貫通するように入れます。【ポイント】調理用はさみで、安全・簡単!ビニール袋に入れて、鶏肉用の調味料を入れて軽くもみ、15分から20分ぐらい置いておきましょう。 -
サツマイモとにんじんを用意します。
サツマイモは7~8mm厚さに、にんじんは4~5mm厚さに切り、イチョウやモミジの型で抜きます。(型がなければ、いちょう切りでも◎)
揚げ油をフライパンに深さ1cmぐらい入れたら、低めの温度で素揚げします。 -
鶏肉を揚げ焼きします。
(1)にかたくり粉を振り込んで軽く混ぜます。
【ポイント】かたくり粉は後入れ!(2)で使った揚げ油を180度ぐらいの中温に熱し、鶏肉を揚げ焼きにしていきます。
調味料が肉にしみこむのを邪魔しない。残った調味液を絡めてくれる。
両面に揚げ色が付いたら取り出しておきます。(火の通りは6~7割) -
香り蒸しにします。
深めのお皿に、(3)、(2)、ほぐしたしめじとまいたけ、くりの甘露煮を彩りよく盛り、細切りにしたしょうがを散らしたら、混ぜ合わせた全体用調味料を回しかけます。
ふんわりとラップをかけて、600Wで5分を目安に加熱しましょう。
できたら、3~4cm長さに切った青ねぎを散らし、再びラップをかけて余熱で少しおいて、完成です。
≪十河先生からひと言≫
「香り蒸し」という名ですが、蒸す前に食材を揚げ焼きします。香りを引き出し、うまみを閉じ込めることができるのです。
普段の炒め物より少し多めの油で焼くイメージで、試してみてください。