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2019年9月3日放送
とうがんのすり流し風
今回の主役は「ミニトウガン」。
香川の県産品であり、高松市のごじまん品にも指定されています。
そんなミニトウガンを使った、 夏バテの体にうれしいお手軽レシピを紹介します!
おすすめポイント
「すり流し」とは、素材をすりおろして、だしでのばしていく調理法です。
すり流し風にすることで、食べやすく、消化にもいいので、夏バテの時期にもぴったりです。
また、手軽に作れるところや、かにかまぼこや卵などの身近な食材を使うところもポイントです。
材 料
- とうがんのすり流し風(4人分)
-
ミニトウガン:300g
かにかまぼこ:40g
卵:2コ
みょうが:1コ
練りわさびまたは柚子胡椒:少量
-
だし:カップ4
酒:大さじ1
塩:小さじ1と1/4
うす口しょうゆ:小さじ1
片栗粉:大さじ1/2
水:大さじ1/2
作り方
≪とうがんのすり流し風≫
-
とうがんの皮と種を除き、粗みじん切りにします。
<ポイント>
粗みじん→とうがんの優しい舌触りと存在感を残す。
●フードプロセッサーや鬼おろしを使ってもいいです。 -
鍋に、だし汁、酒、塩、うす口しょうゆを入れて、火をつけます。
<ポイント>
だしは濃いめに→とうがんがうまみをよく吸う。
●だしを取るときは、昆布とかつお節を多めに入れて、沸騰してから弱火で2分ぐらいコトコト煮ましょう。 -
煮立ったら、粗みじんにしたとうがんを入れて5~6分煮てから、火を止めて15分ぐらい置きます。
<ポイント>
冷ますと味がよくしみる。
●時間がないときは、大きなボウルに水を入れて、鍋を入れて冷ましても、味はしみます。 -
冷ましている間に、水溶き片栗粉を用意します。
かにかまぼこは、粗くほぐします。卵は溶きほぐしておきます。
みょうがは小口切りにして、水にさらします。
●みょうがを水にさらすと、くせがとれていい香り&しゃきっとします。 -
再び火にかけ煮立ったら、水溶き片栗粉を入れます。
全体にとろみがついたら、かにかまぼこ、溶き卵の順に入れ、卵がふんわり浮き上がったら火を止めます。
<ポイント>
水溶き片栗粉の後に卵を入れる→ふんわりなめらかに。
-
お椀によそい入れ、水にさらしたみょうがと、お好みで練りわさびか柚子胡椒を添えます。
とうがんのすり流し風の完成です。
材 料
- とうがんのごま酢あえ(4人分)
-
とうがん:200g
塩:ふたつまみ
かにかまぼこ:30g
貝われ大根:少々
<ゴマ酢>
酢:50ml
砂糖:大さじ1と1/2
塩:小さじ1/4
いりごま:大さじ1
作り方
≪とうがんのごま酢和え≫
- とうがんは皮と種を除き、3~4cm長さの薄切りにし、うすしおを当て、しんなりしたら水けを絞ります。
-
ボウルにごま酢の調味料と軽くすったごまを入れ、水けを絞ったとうがん、かにかまぼこ、貝われ大根を入れてあえます。
器に盛ったら、とうがんのごま酢あえの完成です。
<十河先生より一言>
すり流しは、お椀によそう量を少なめにして、冷やし吸い物にしてもおいしいです。
残ったとうがんは、冷蔵庫に入れておくよりも、冷凍しておくと、次に使うときにひと手間省けるだけでなく、味の含みもよくなります。
皮と種を除き、さっと茹でて、保存袋に入れて冷凍しましょう。