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2017年3月6日放送
わかめとアスパラのさけごはん と いかなごと大豆の炊き込みごはん

被災時でもお米が食べられることから、多くの支持を得ている非常食「アルファ化米」。
「アルファ化」とはお米が調理されて、美味しく消化しやすくなった状態のこと。
その状態から急速に乾燥させた「アルファ化米」は水やお湯を注ぐだけで美味しくいただける非常食です。
今回はこの「アルファ化米」を美味しくアレンジしましょう!
おすすめポイント
「アルファ化米」はお湯やお水でもどして、いただいても驚くほど美味しい非常食です。
長く保存するために乾燥してありますから、お湯やお水の変わりに、さまざまな「だし」を吸わせると、美味しさアップ!
具材も足して、美味しい食材として日頃から活用しましょう。
材 料
- わかめとアスパラのさけごはん(2人分)
-
生わかめ:30g
アスパラガス:2本
水:160ml
アルファ化米:100g
- さけ(切り身):1切れ
いりごま:小さじ2
オリーブ油:小さじ1
酒:小さじ1
作り方
≪わかめとアスパラのさけごはん≫
-
わかめはゆでて、茎の部分をとり、小さく刻んでおきます。
アスパラガスは根元の皮をむいて、5ミリ幅程度の小口切りにします。
穂先は飾り用に大きめに残しておきます。
さけは焼いておきます。 -
鍋にオリーブ油を入れて火にかけ、アスパラガスを軽く炒めます。
しんなりしてきたら水を加えます。水はきちんと測るようにします。
【ポイント】
アルファ化米は水をたくさん加えると、「おかゆ」のようにやわらかくなってしまいます。
具材などに含まれる水分も考慮して、水は規定の分量よりも少なめにしておきましょう。
-
煮立ってきたら、酒、わかめ、アルファ化米を入れます。軽く混ぜたらすぐに火を止めて
ふたをして15分ほど置きます。
- 焼いたさけの身を小さめにほぐし、塩で味付けしておきます。
- 15分経ったご飯にさけの身といりごまを入れて、混ぜ合わせれば完成です。
材 料
- いかなごと大豆の炊き込みごはん(2人分)
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にんじん:20g
しめじ:40g
水:170ml
いかなごくぎ煮:30g
蒸し大豆:40g
アルファ化米:100g
ごま油:小さじ1
酒:大さじ1
のり:適量
作り方
≪いかなごと大豆の炊き込みごはん≫
- にんじんは食べやすい大きさの千切り、しめじは石づきをとって、小房に分けておきます。
- 鍋にごま油を入れ、にんじんを炒めます。しんなりしたら、しめじを加えて炒め、水をいれます。
-
煮立ってきたら、いかなごのくぎ煮、蒸し大豆、酒、アルファ化米を入れます。
<ポイント>
くぎ煮は最後に混ぜるのではなく、ここで入れます。
くぎ煮の味がだしに溶け、アルファ化米がそれを吸って美味しく仕上がります。 - 軽く混ぜたら、火を止め、ふたをして15分。時間になったら、お茶碗に盛ってお好みで刻んだのりをのせましょう。これで完成です。
<山中先生からひと言>
非常食を消費するのが、今回の料理の目的ですが、旬の食材と合わせていただくとより楽しくいただけると思います。夏なら「トマト」、冬なら「かき」というふうに様々な食材とあわせて、普段の料理として使っていただくと良いと思います。