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2016年3月9日放送
晩白柚(ばんぺいゆ)の砂糖漬け
旬の柑橘類の「皮」も味わえる一品!
おすすめポイント
この時期たくさんの柑橘類がお店に並んでいますね!中でも、顔ほどの大きさが特徴の晩白柚(ばんぺいゆ)は、捨てるのがもったいないと感じるほどの皮の厚さも特徴ですよね。
今回はその晩白柚の「皮」をおいしくいただけるメニューをご紹介します!
ケーキに入れても、ヨーグルトに添えても、チョコレートをつけても、
もちろんそのまま食べてもおいしい!自宅にある材料で作れますよ^^
材 料
- 晩白柚(ばんぺいゆ)の砂糖漬け
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晩白柚の皮:1個分
水:1.5L
酢:100ml
砂糖:水気をしぼった皮の重さと同じ重量~6割
グラニュー糖:適量
作り方
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<皮をむく>
- 晩白柚をよく洗い、上下は切り落として、縦に6~8等分の切り目を入れます。
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今回使うのは皮のスポンジ状の部分です。
皮の黄色の部分・内側のふんわりとした綿状の部分をとります。
黄色の部分は苦みが強いので、きれいに取りましょう。ピーラ―でむくと楽です。
綿の部分は柔らかいので、崩れるようにすぐ取れます。
薄くむくので、けがをしないようご注意ください。 - スポンジ状の部分を一口大または短冊状に切ります。 <苦みを和らげる>
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鍋に晩白柚の皮と水・酢を加えて煮立たせます。中火で5~6分ゆでましょう。
このとき落としぶたをすると皮が浮き上がらず、きちんと煮立たせることができます。
★酢を入れると、酸の働きで苦みが和らぎ、皮の変色を防ぐことができます。 -
ゆで終わったらゆで汁は捨てます。
もう一度皮が浸るくらいの水を入れて、再び5~6分ゆでます。
この時、酢は入れません。柔らかくなっているので優しく取り扱ってください。 - ゆで終わったら水に優しく30分ほどさらしましょう。 <コンポートにする>
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水に十分さらした皮を優しく両てのひらにはさんで、水気を切り、重さをはかります。
その重さと同じ重量~6割の砂糖と水100ml(分量外)を鍋に入れ、砂糖を溶かします。
甘さはお好みで調節してください。 -
鍋の砂糖が溶けたら皮を入れ、中火~弱火でじっくりと煮詰めます。
時々鍋をゆすって上下をかえましょう。
<干す>
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干し網に広げて、半日程度干しましょう。しっかり乾燥させてからグラニュー糖をかけます。
アレンジ自在!晩白柚の砂糖漬け完成です!
<十河先生からのひと言>
晩白柚のほか、文旦(ぶんたん)やはっさくで作ってもおいしいですよ!
晩白柚以外の柑橘類は皮が薄いので、外側(黄色い部分)は残しておきましょう!
表面の汚れや農薬が気になる場合は、塩をつけてこすり洗いをするといいですよ。
こちらは少し苦みがあっておいしいんです!