2020年07月21日菊池寛は、どんなときに乗り物で席をゆずったのか?
今からおよそ100年前、菊池寛30歳のころ「我鬼」という作品を書きました。
作者には、電車にのりはじめたころ、座席をゆずる相手について、自分なりの決まり「内規」がありました。
60歳前後のお年寄り。子供を背負っている人。外国婦人。荷物を背負っている人などです。
しかし、だんだんそれがおっくうになってきます。
ある日、老婆が近くにつり革につかまって立っていることに気づきます。
自分も立っているので席はゆずれません。
どうしたものかと思っていると老婆の前の席が突然3人分空きます。
すると思いがけない行動に作者は出ます。
その行動とは。
投稿時間:12:58 | 固定リンク |