おうち時間の過ごし方 Q&A(2)
子どもの気になる変化

まいにちスクスク
2020年6月9日 放送

新型コロナウイルスによる外出自粛期間には、「家でずっと子どもと過ごすのに疲れた」と悩みや過ごし方についての質問が番組に寄せられました。そんなみなさんの心配や疑問について、子どもの発達に詳しい遠藤利彦さんにおこたえいただきます。
今回のテーマは、おうち生活で気になる子どもの変化です。

専門家:
遠藤利彦(東京大学大学院 教授/発達心理学)

この時期の過ごし方のポイント


家でずっと動画を見てしまう。どうしたらいい?

家で過ごしていると、子どもがずっと好きな動画を見ています。特にキャラクターの動画が大好きで、親が止めるまで見ています。やめさせたいと思いつつも外出しにくいときは、どうしたらいいのか困っています。

強い刺激を求めて見続けてしまう

回答:遠藤利彦さん

子どもは新しい刺激を好みます。動画を見て、もっと面白いことはないか、強い刺激を探し出そうとします。結果的に、ずっと見続けてしまうことがあるかもしれません。

動画ばかり見ていると、子どもの心の発達が心配です。注意することはありますか?

動画をトピックにして親子でコミュニケーションを

回答:遠藤利彦さん

スマートフォンやタブレットも同じですが、ひとりで使い続けることが問題です。そこで、親子2人で使うことを考えてみましょう。子どもが見ている動画をトピックにして、親子でその動画についてのコミュニケーションをとってみる。そのように動画を見ていくといいのではないかと思います。

みんなのアイデア

ここで番組ホームページに寄せられた「おうち時間の過ごし方」のアイデアを紹介します。

ダンボールロボット

怪獣や戦いごっこが好きなので、ダンボールでロボットになりきり! 散歩のときに着ていくと、話しかけられて子どももご機嫌だそうです。

新聞紙ビニールプール

新聞紙を破ってビニールプールの中へ! 紙を破るとストレス発散にもなるそうです。


なかなか寝てくれず、生活リズムが崩れてしまう⋯⋯

登園自粛で保育園に行かないせいか、夜に「ねんねする?」と言っても、「しない」と言って、なかなか寝てくれません。生活のリズムが崩れてしまい悩んでいます。

親が同じ時間に寝て・起きる生活をする

回答:遠藤利彦さん

子どもの発達のためには、できるだけ睡眠時間が安定していたほうがよいでしょう。例えば、親が同じ時間に寝て、起きるような一定のリズムで生活すれば、子どもの睡眠時間・起床時間も安定するのではないかと思います。

みんなのアイデア

ここで番組ホームページに寄せられた「生活リズム」のアイデアを紹介します。

家族で朝の会

家族みんなで朝の会を開いて、1日の過ごし方をみんなで話し合い、スケジュールを立てます。実行できたらシールを貼るようにすると、子どもたちはすすんで次の行動にうつれるようになったといいます。


みなさんもぜひ試してみてくださいね。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです