赤ちゃん 夏のスキンケア(2)
せっけんの使い方

まいにちスクスク
2019年6月11日 放送

日ざしがだんだん強くなっていく季節には特に、スキンケアが気になりますね。
子どもの肌のスペシャリスト、馬場直子さんにスキンケアについて詳しく教えていただきます。

講師:
馬場直子(神奈川県立こども医療センター 皮膚科部長)

いつもせっけんではなく、ボディソープを使っているけど、これでいいの?

子どもをお風呂に入れる担当のパパからの質問です。

回答:馬場直子さん

ボディソープは、子ども用のものを使っていただきたいです。なるべく、香料や防腐剤の入っていないものを選んでください。固形せっけんや液体ソープの原液をそのまま体につけないようにしてください。濃度が高い上に、すすいでも液が残りがちになってしまうのです。

また、子どもを洗うときは「泡」が大切。

たっぷりの泡で、こすったり刺激を与えたりしないように、やさしく洗いましょう。

せっけんの場合は、泡を立てるネットを使うと、しっかりした泡がたくさん作れるので便利です。

最後に洗い流すときのシャワーの水圧にも気をつけてください。シャワーの勢いが強すぎたり、温度が高すぎたりすると、肌を守るバリア機能を壊してしまうことがあるそうです。

赤ちゃんをお風呂に入れるときは、手で洗うことも大切です。

体を洗うためのスポンジやガーゼはなるべく使わないようにしましょう。特にガーゼは柔らかそうに見えても刺激が強いそうです。


外でたくさん遊ぶようになっても、赤ちゃんの時と同じ洗い方でいいのでしょうか?

回答:馬場直子さん

洗い方は赤ちゃんの時と同じで大丈夫。もし洗えていないのでは? と気になるようなら、柔らかい綿のタオルにたっぷりの泡を含ませて、優しく洗ってください。幼児期は皮膚を乾燥・刺激から守る働きをする皮脂の分泌が、生涯で一番少ない時期なんです。

皮脂の分泌が少ない子どものころは、1日に何回もせっけんで洗うと、肌を守るバリア機能を損なうことにつながります。

  • せっけんの使用は1日1回
  • 洗った後は必ず保湿を
  • 外で遊んで汗をかいた後も、基本的にはシャワーで流すだけで十分
  • シャワーは1日3回くらいまで

皮脂の分泌が少なく、肌を守る機能が大人より弱い子どもたち。上手にケアしてくださいね。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです