お着がえサポート(4)
ズボンのお着がえサポート

まいにちスクスク
2018年8月2日 放送

赤ちゃんのときから毎日繰り返す“お着がえ”。子どもが服に興味を持って、自分でできるようになるといいですよね。そこで、保育園での取り組みを見ながら、子どもが喜ぶお着がえのサポートを紹介します。
今回は、ズボンを履くときのサポートです。

講師:
鈴木八朗(くらき永田保育園 園長)
子どもたちが、遊びや生活を通してできることが増えて、いつのまにか服を着られるようになる。それが、子どもにとってもいちばんいいことです。「いつまでにこれができないといけない」ということはありません。

ズボンを履かせてあげる

ズボンを履かせてあげるとき、子どもが着がえやすいように、イスや台を用意します。

高さが子どものひざより少し低いものが、着がえやすくおすすめです。

ズボンを履かせるときのポイントは言葉がけです。「ズボンはくよ」と声をかけると足を上げてくれるなど、こちらがサポートしやすいように協力してくれます。この行為を「協力動作」といいます。「自分だけではできないけど、一緒にやってね」というサインなんです。

サポートのポイント

足を上げる協力動作が見られたら、自分でズボンを履くように促します。


子どもはズボンの前側を持って引き上げるので、おしりが出てしまうことがよくあります。そんなときは、おしりにズボンがひっかからないように、さりげなくおしり側に手を添えて、履きやすいようにサポートしてあげましょう。


くぐりっこ遊びで練習しよう

保育園では、ヘアバンドを使った「くぐりっこ」遊びを通して、ズボンを履く動作が身につくようにしています。


ヘアバンドのゴムを伸ばしながら両足を入れて、腰まで引き上げる動作は、ズボンを履く動作に似ています。まだ自分でズボンを履けなくても、こうした遊びを通して、履く感覚を体験できるんです。繰り返し遊ぶことで、自分で履ける力が身についていきます。

いちばん大事なことは、子どもができることが増えていくことです。大人がやってあげるよりも、自分でできる部分を見守ってあげることを大切にしてください。そう心がけていると、子どもの生活能力が高まりますよ。
(鈴木八朗さん)

楽しみながらお着がえサポート。ぜひ、お家で試してみてくださいね。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです