質問スペシャル2017(2)

すくすく子育て
2017年7月8日 放送

「赤ちゃんの足と靴」で放送しきれなかった質問と回答を紹介します。
また、「叱る?叱らない?子どものウソ」に出演した家族のその後をお伝えします。

すくすく子育て「質問スペシャル」

専門家:
吉村眞由美(早稲田大学人間総合研究センター研究員)

「叱る?叱らない?子どものウソ」の回で、妹が生まれてウソをつくようになった男の子(3歳)。その後は?

<前回の放送での質問内容>
子どものウソ泣き。どう対応すればいい?

▽それから2か月後の様子

以前は、寝かしつけのとき、ママが妹にかまうとウソ泣きをしていましたが、それがなくなったそうです。でも、どうしてでしょう。

それは、ママとパパが、お兄ちゃんとして尊重して接することを、しっかりと心がけてきたからではないかと言います。
というのも、前回、専門家からのメッセージで、「下の子が生まれたことで、注意を向けてもらえない、構ってもらえないフラストレーションがウソとして現れていること、だが、子どももそうした経験をすることで心のたくましさを身につけている、ととらえることも大切」ということでした。
そして、2か月。見せていただくと、妹のおむつやおしり拭きをとってくるなど、お手伝いをしているお兄ちゃんの姿がありました。妹にも優しくなり、一緒に遊ぶようになったそうです。

ママ:
「今までは、妹と一緒に遊ぶことが全くありませんでした。妹の手や足を引っ張ったり、いじめたりすることはあったんですけど。とても3人で遊ぶようなことは考えられませんでした。」

お兄ちゃんとしての意識が芽生えたことで、妹に優しくなったのです。
すると、夜寝るとき、ママが妹をだっこしていても、ウソ泣きをすることなくスヤスヤ寝るようになったそうです。

ママ:
「以前は、寝かしつけのとき2人一緒に泣いていたのが、穏やかに寝られるようになりました。お兄ちゃんどうもありがとー」


「叱る?叱らない?子どものウソ」の回で、「おなか痛い!」とウソをついていた女の子(4歳)。その後は?

<前回の放送での質問内容>
ウソをついてほしくない。どうすればわかってくれる?

▽それから2か月後の様子

完全になくなったわけではありませんが、「お腹が痛い」とウソをつくことは少なくなったそうです。
ママは1つのことを、しっかり頑張っていたと言います。
今まで「遊んで」と言われても、弟を優先していたことを、2人一緒に遊ぶように変えたそうです。

ママ:
「専門家の先生がおっしゃっていました、ウソかどうかを追求するのではなく、他にメッセージを発信している可能性があると考えました。寂しいのかなと考えてから、弟と一緒に構うようになりました。」

一つ一つ、しっかりと構うことは大変ですが、子どものために頑張っているそうです。
パパも、これまで以上に遊ぶように心がけたところ、「お腹が痛い」とウソをつくことが少なくなっています。


サンダルはどんなものがいい?

赤ちゃんの足と靴」の回より

夏の時期、サンダルを履かせたいと思っています。ですが、小石が入ったり、砂が入ったり、足に傷がつくんじゃないか、ケガをするんじゃないかと、ちょっと心配です。サンダルはどんなものがいいのでしょうか?
(1歳9か月の男の子をもつママより)

かかとや甲のベルトがついた、足が安定するものを

回答:吉村眞由美さん

日本は高温多湿ですから、サンダルを履かせて足下を涼しくしてあげることは大事なことです。

サンダルは、かかとのベルトや甲の部分のベルトで、足首がぐらぐらしないように固定できるタイプのものを選びましょう。特に、小さいころは、そのように足が安定するものがよいです。
スポッと履くタイプは、履きやすいかわりに脱げやすいので、安定が悪くなります。
そういう視点で選んでください。

ケガをしないかと心配です。

足に合ったものを、きちんと履く

回答:吉村眞由美さん

足に合ったものを、きちんと履いていれば、足が安定します。安定していると、石などが入ることが少なくなります。ゆるく履いていると入ってきてしまいます。
その点に気をつければ、心配することはありません。

大きなケガはよくありませんが、サンダルだと多少石が入ってくることがあるというのも経験になります。足のいろいろな感覚を育てることも大事です。


【山根良顕のパパ修業】遊び

「山根良顕のパパ修業」は、新米パパの山根良顕さんが、良きパパになるための方法を学んでいくコーナーです。子育てにお悩みのパパ、ぜひ参考にしてみてください!

今回のテーマは、“遊び”。

教えてくれるのは、十文字学園女子大学の鈴木康弘さんです。
幼児期の遊びを研究している鈴木さん。ただの「遊び」ではなく、遊ぶことによって運動能力の発達につながる、運動遊びを紹介してもらいました!

今回は4歳から6歳のお友達が、一緒に遊んでくれました。

「歩き」の運動遊び① ペンギン歩き

<遊び方>

大人の足の上に子どもを乗せ、一緒に歩きます。

<運動について>

大人の足から落ちないように、足底筋という足の裏にある筋肉を緊張させます。そのことで、土踏まずの形成などにも効果があると言われています。

「歩き」の運動遊び② くまさん歩き

<遊び方>

両手をつき、膝をつかずに歩きます。

<運動について>

自分の体を手で支える経験になります。自分の体を手で支えることができないと、跳び箱も跳べません。このような経験を、遊びの中で少しずつしていくと、小学校にあがったとき、スムーズに跳び箱に移行できる可能性が高まります。

「歩き」の運動遊び③ マットを使った遊び

<遊び方>

子どもをマットの上に立たせて、10秒間グラグラ揺らすだけ。
家で遊ぶときは、布団でできますよ。

<運動について>

揺れている中で立っていることで、バランスを保つ運動能力を刺激する遊びです。

「ボール」を使った運動遊び① 上下左右に揺さぶり投げる

<遊び方>

わざと上下左右に揺さぶって子どもにボールを投げます。
「右かな、左かな」というように、どこにボールが来るのかわからないように投げましょう。

<運動について>

普通にボールを取ることに比べて、横にずれながら取るのは、運動の神経の使い方が違います。これが運動神経を高めるためのポイントです。

「ボール」を使った運動遊び② 振り向きキャッチ

<遊び方>

子どもが後ろを向いた状態でボールを投げ、振り向いてボールをキャッチさせます。
「いいよ」など、合図をしながら投げてみましょう。

<運動について>

ボールを取るまでに、素早く判断して、素早く動いて取る動作を洗練させるタイプの遊びです。

「ハンカチ」を使った運動遊び しっぽ鬼ごっこ

<遊び方>

パパのお尻にハンカチを付け、子どもたちから逃げ回ります。
ハンカチを取ったら子どもが勝ち。いわば鬼ごっこです。

<運動について>

ただ走るのではなく、パパの逃げ方に合わせて走ることになります。パパに合わせることで、スピードや方向などをコントロールしながら走る運動能力が鍛えられます。


紹介した運動遊びは全部で6つ。遊びながら自然と運動能力を育てることにつながっていきます。
パパも体力がつくかも!? ぜひ、親子で夢中になれる運動遊びをしてみてくださいね。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです