質問スペシャル2016(3)

すくすく子育て
2016年10月8日 放送

「パパの育児」「うちの子 乱暴?」などのテーマから、これまでの番組で放送しきれなかった質問と回答をまとめて紹介します。
また、これまでの番組で紹介したパパ・ママがその後どうなったかをお伝えします。

すくすく子育て

専門家:
小﨑恭弘(大阪教育大学教育学部 准教授)
渥美由喜(東レ経営研究所 主任研究員)
遠藤利彦(東京大学大学院教授 発達心理学)

「体の発達の心配」の回で、「寝返り」をやらないことに悩んでいたママはその後?

<前回の放送での質問内容>
「寝返り」や「ハイハイ」「あんよ」、みんなより遅くても大丈夫?

▽それから2か月後の様子

9か月になったころ、いつの間にか「寝返り」ができるようになっていました!
やっぱり、赤ちゃんの発達はひとりひとりちがうんですね!


「パパの育児・“イクメン”は難しい?」の回で、育児への関わり方に悩んでいたパパはその後?

<前回の放送での質問内容>
ママとの育児能力を比べ落ち込んでしまう。どう解消したらいい?

▽それから2か月後の様子

パパ:
「育児も家事も“いい感じ”にできるようになりました!」

前はだっこをするだけで大泣きしていたお子さん。
今では、お子さんの方からパパに近づいてくるようになっていました。

どうして「いい感じ」にできるようになったの?

パパ:
「以前は、ママがやることなすことすべてを自分も同じようにやろうとして、勝手に失敗していたのですが、放送後は、妻の提案で自分の得意なことだけをやってみています。そうすることで、気持ちがラクになりました。」

パパは、不得意なことはママにお願いして、得意な「寝かしつけ」や「食事の世話」を担当することにしたそうです。

得意なことを任せてもらうことで、気持ちにゆとりが持てるようになったパパ。
そんなパパを見てママは・・・

ママ:
「パパが食事のお世話をしてくれている間に、ちょっと休ませてもらっているので、とても助かっています。」

さらに、パパにはうれしいことが!
どうやら、息子さんは、「ママ」よりも先に「パパ」と言ってくれているようです。
こうなると、ますますやる気になっちゃいますね。

これからも夫婦で協力して子育てしてくださいね!


「パパの育児・“イクメン”は難しい?」の回で、子どもになついてもらえないことに悩んでいたパパはその後?

<前回の放送での質問内容>
“イクメン”の波に乗り切れない。どうしたらいい?

▽それから2か月後の様子

仕事にメリハリをつけて、早く帰れる日を意識的に作り、子どもと接する時間を増やすようにしていました!
さらに、以前はできていなかった言葉がけも積極的にするように。

パパ:
「以前は、音が鳴るおもちゃを子どもに見せていただけなのですが、専門家の意見を参考にして、コミュニケーションを意識的に取って、子どもと接するようにしました。そうすると、子どもも以前とは違って笑顔を見せてくれるようになったので、なついてくれたのかなと思っています。」

これまでは、言葉の意味を子どもはまだ理解できないからと、言葉がけをしていなかったパパ。
言葉でのコミュニケーションを大切にしたところ、お子さんもなついてくれたそうです。
これからも家族3人仲良くしてくださいね。


育児だけで時間がいっぱい。うまく時間を捻出する方法は?

パパの育児・“イクメン”は難しい?」の回より

子育てに全力投球するために、趣味のマラソンをやめて時間を作っているのですが、うまく時間を捻出する方法はあるのでしょうか?
(10か月の女の子をもつパパより)

子どもと自分が両方楽しめる工夫をする

回答:小﨑恭弘さん

子育ての極意として、「過不足ない」「ちょうどいい」、関西弁で言うと、「ええ加減な」子育てをするのがいいと思います。

時間を捻出するというよりは、子どもと自分が両方楽しめる工夫をしてみてください。例えば、マラソンが趣味ならば、子どもと一緒に走ってみるなど。
好きなものを我慢してがんばるのは、しんどくなってしまうため、少し気楽にとらえてみてください。


子どもかわいさゆえ叱れない。このままでいいの?

パパの育児・“イクメン”は難しい?」の回より

子どもがかわいくて、悪いことをしたときもどうしても叱れません。
叱らないといけないとは思うのですが、どうすればいいのでしょうか?
(1歳9か月の男の子をもつパパより)

夫婦で役割を決めて叱る

回答:渥美由喜さん

いつもパパが優しいと、ママの方が叱る役割を担っている場合があるので、ママもそれでいいと思っているのか夫婦で話してみてください。その上で、叱るときは、叱る方・受け止める方と、夫婦で役割を決めて叱ってください。
叱ることで、子どもに嫌われると心配することはありません。親が壁になることで、子どもはそれを乗り越えたくましくなっていくというように考えてください。


子どもに「ごめんなさい」と言わせるべき?

うちの子 乱暴?」の回より

乱暴などのお友達にしてはいけないことをしてしまったときに、「ごめんなさい」を子どもに強要するのはよくないことなのでしょうか?
(2歳の男の子をもつパパより)

形式的な「ごめんなさい」は意味がない

回答:遠藤利彦さん

いけないことをしたときに「ごめんなさい」を言うことを教えるのは大切なことです。
謝るときに重要なことは、悪いことをしたと申し訳ない気持ちを持つこと。例えば、お友達を叩いてしまったときに、お友達がどれだけ痛かったか、どれくらいつらい思いをしているか、ということに関心を向けさせるようにすることは大事です。
形式的な「ごめんなさい」は意味がありません。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです