昔から語り継がれてきた遊びには、子どもたちの体や心の発達を助ける知恵がたくさん盛り込まれています。子どもと遊びについて研究している村山大樹さんに、手軽にできる「むかし遊び」を教えてもらいました。

技をみがく昔遊びは、「もっと上手になりたい」という向上心を刺激します。おもちゃが手元になくても工作して遊べます。

講師:
村山大樹(帝京平成大学 講師/こども学)

かんたんけん玉

作り方

まずは、紙コップでつくる「かんたんけん玉」です。

材料は、紙コップ(1~2個)、たこ糸(30~40センチ)、アルミホイル(25センチほど)です。

はじめに、紙コップの底の真ん中あたりに、つまようじなどで穴を開けます。

たこ糸の先に、テープを巻いてとがらせます。

とがらせたたこ糸を、紙コップの穴に通して、内側にテープで留めて固定します。

続いてけん玉の玉づくりです。アルミホイルにたこ糸の先端をテープで留めて丸めます。

これで紙コップ1個のけん玉ができました。


さらにコップの底と底を合わせてテープで貼れば、より楽しく遊べますよ!

遊んでみよう

けん玉と同じように玉に勢いをつけて、紙コップで受け止めます。
たこ糸が長いほど難しくなります。子どもの様子を見て糸の長さを調整してください。

コツがわかったところで、今度は一人で挑戦してみましょう。


コマ

「コマ」も、紙で作れちゃうんです。

作り方

材料は、つまようじと色画用紙。色画用紙は約1センチ幅に切ったものを10枚ほど用意しておきます。

まず、つまようじの中心より下あたりに、色画用紙をテープなどでしっかり固定します。

それを、なるべくすき間なく巻いていきます。巻き終わったらテープで留めておきます。

同じように、続けて10枚ほど重ねて巻いていきます。巻く量が多いほどコマが回るときに安定しますよ。

巻き終わったら、指で内側を押して、外側が少し上になるようずらして形を整えれば完成です。

うまくまわすコツ

コマをうまくまわすコツを紹介します。

まず、コマ本体に近い部分を指先で持ちます。

台から少し離し…

はじくようにして回します。

みんなでコマまわしに挑戦しましょう。

技をみがく昔遊びは、達成感や人と競う楽しさ、成功と失敗を繰り返す中で、あきらめない心や粘り強さといった、いわゆる「レジリエンス」の基礎も育んでくれます。


お手玉

小さい子には、簡単につくれるお手玉もおすすめです。

紙を丸めて…

色のついたテープでぐるぐる巻きにしたらできあがりです。

カラフルなお手玉が、遊びの幅を広げてくれますよ。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです