昔から語り継がれてきた遊びには、子どもたちの体や心の発達を助ける知恵がたくさん盛り込まれています。子どもと遊びについて研究している村山大樹さんに、手軽にできる「むかし遊び」を教えてもらいました。

手遊び歌は、昔からありますよね。歌やリズムに合わせて楽しく手を動かしながら、自分の体を操る力の基礎を養っていきます。

講師:
村山大樹(帝京平成大学 講師/こども学)

♪ むすんでひらいて

まずは、赤ちゃんから楽しめる手遊び歌「むすんでひらいて」です。

♪ むすんで ひらいて~

♪ 手をうって むすんで~

♪ またひらいて 手をうって

♪ その手を上に〜

グーとパーは手と指の発達の土台となる動きです。1~2歳の子どもと繰り返し楽しんでください。


♪ グーチョキパーでなにつくろう

次はちょっとステップアップ。手遊び歌「グーチョキパーでなにつくろう」です。

♪ グーチョキパーで グーチョキパーで
 なにつくろう なにつくろう

♪ 右手はグーで 左手はチョキで、
 アイスクリーム アイスクリーム

グー、チョキ、パーの手を使って、いろいろなものをつくってみる、自然と楽しく手と指が動く遊びになっています。

組み合わせると、いろいろな形がつくれます。親子で想像力を働かせてみてください。


♪ 茶つみ

続いて、2人で遊ぶ上級編「茶つみ」です。

♪ せっせっせの よいよいよい

♪夏も近づく 八十八夜~

「茶つみ」は2人組ならではの振り付けを楽しむことができる遊びです。相手と息を合わせる調整力や、コミュニケーション力の基礎を育くんでくれます。

簡単な振り付け

まずは簡単な振り付けから紹介します。

「せっ・せっ・せの」のところで、つないだ手を、拍子に合わせて上下します。

「よい・よい・よい」で、手を交差してトン・トン・トンとします。

「夏も近づく~」からは、拍子に合わせて、自分の手を叩き、相手と手を打つことを繰り返します。右手からはじめましょう。

「八夜」のときは、両手で手を打ちます。

この動きを繰り返すだけで遊べます。

ちょっと難しい振り付け

今度はレベルアップ。ちょっと難しい振り付けに挑戦しましょう。

「夏も近『づく~』」のところで、左右の手を打ったあと、両手の甲を合わせ、続けて両手のひらを合わせます。

「八十~」で、叩いて右手、叩いて左手…

そのまま交互に手を合わせ、最後にチョンチョンと右手を打ちます。

親子で歌に合わせてやってみましょう。

♪ せっせっせの よいよいよい
 夏も近づく 八十八夜
 野にも山にも 若葉がしげる
 あれに見えるは 茶つみじゃないか
 あかねだすきに すげのかさ

慣れてきたら、高速バージョンで遊んでも楽しいですよ。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです