すイエんサー

あさこ先生、だいすけ先生のもと、すイガールと転校生の柴田英嗣さんが学ぶ教室に、突然ナゾ男爵から挑戦状が届いた!話を聞くと、環境破壊で未来の地球は崩壊寸前なんだとか。そこで、生徒たちは「地球を守るクイズ」に挑戦。環境にやさしい「SDGs」に関わる技術を学んでいく。前回は「肉」「ガラス工芸品」「サンゴ」を解決!後編は「コピー機」「和紙」「ウニ」の3問にチャレンジ!

SDGsとは
「Sustainable Development Goals」持続可能な開発目標
2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までによりよい世界を目指すための国際課題のこと。


4時間目「コピー機」

Q.教室に突然現れたコピー機。このコピー機の地球を守るための画期的な機能とは?
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【答え】印刷した文字を消すことで繰り返し紙を使える機能。

【解説】
なぜ文字が消えるのか?その鍵は特殊なインクにある。このコピー機のインクは熱を加えると透明になる性質を持っている。そのため、コピーした紙を白い機械に入れて熱を加えると文字が消えるんだ。消した後も紙には透明なインクが残っているので、うっすら文字が見えるよ。
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実はこのコピー機ができるまでには、大きな壁があったんだ。このインクは100℃を超えると透明になるんだけど、一般的なコピー機で印刷するときの温度は150℃。そのため、このインクではそもそも印刷ができなかった。
そこで、研究チームの中村鐡也(なかむら・てつや)さんは印刷の仕組みを変更。ローラー型からベルト型にして紙の接する面積を広くし、時間をかけることで100℃以下で印刷できるようになったんだ!
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5時間目「和紙」

日本に古くから伝わる製法で作られている「和紙」。越前和紙の作り手の五十嵐匡美(いがらし・まさみ)さんは、原料の一部に廃棄される野菜や果物を使って新しい和紙を開発した。
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その背景にあったのは和紙の原料不足。材料であるコウゾやガンピなどの木の皮の生産量が激減していたため、五十嵐さんは代わりに地元の廃棄食材を使うことを考えたんだ。
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Q.さまざまな野菜や果物を試すなかで、五十嵐さんが見つけた最も和紙にむいている材料とは?

【答え】たまねぎの皮
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【解説】
和紙に大事なのは繊維の性質!和紙を電子顕微鏡で見ると細長い繊維がびっしり重なっている。たまねぎの皮はコウゾなどの繊維と太さや長さがよく似ていて、紙になりやすいんだって。
*写真提供 杉原商店
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6時間目「ウニ」

今、日本各地の海では地球温暖化の影響で海藻がなくなってしまう「磯焼け」が起きている。その原因の一つが海藻を食べつくすウニ!中身がスカスカで食べることもできず、やっかい者になっていたんだ。
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そこで臼井一茂(うすい・かずしげ)さんは、ウニに地元の廃棄食材を与えて身をつけさせようと考えた。さまざまなものを試した結果、ウニは地元の特産物であるキャベツをよく食べ、身をつけることを発見したんだ!

廃棄食材でウニを養殖する取り組みは北海道では白菜、山口ではアスパラとトマト、三重ではキャベツなど、全国に広がっている。
*写真提供 神奈川県水産技術センター
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Q.愛媛県愛南町では “ガンガゼ”というウニに廃棄されるブロッコリーを与えている。ここでは、仕上げにもう一つ別の食材を与えているんだけど、それは一体何?

【答え】河内晩柑(かわちばんかん)(柑橘)

【解説】
愛媛県愛南町のガンガゼはブロッコリーで味を整え、河内晩柑(かわちばんかん)という柑橘を最後に与えると、後味がすっきりして香りもよく食べやすくなったんだって。今、ウニッコリーという名称で養殖されているよ。
※ただし、あげすぎると柑橘の香りと味が入りすぎてしまうため仕上げの一週間だけ与えているそう。


SDGsクイズ、いくつ正解できたかな?

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