2021年12月07日(火) 超長~い時間飛ぶ【紙ひこうき】を作りた~い!
今回は「超長い時間飛ぶ紙ひこうき」作りに挑戦!達人おすすめの折り方や秘密の道具をご紹介!
★「超長い時間飛ぶ紙ひこうき」を作るコツ★
①翼は横長にするべし!
「翼が横長の紙ひこうき」は前からの風の力を受けやすいためスピードは遅くなる。でも翼の面積が広い分、下から受ける力が大きく、長い時間飛ぶことができる。
②重心を前の方にして、もっと前へ進む力を作るべし!
「翼が横長の紙ひこうき」は前からの風の力を受けやすく飛び方が不安定になりやすい。でも重心の位置を前の方にすると前へ進む力が大きくなり安定して飛ぶようになる。
※紙ひこうきの先にクリップをつけても同じ効果があります(クリップは1つか2つ、紙ひこうきの先の方につけてみてね)。
★「超長い時間飛ぶ紙ひこうき」の折り方★
*用意するもの*
- B5サイズのコピー用紙 1枚
- のり(しわになりにくいタイプがおすすめ)
- 紙を縦半分に折る。
※スプーンを使うときれいに折れる。 - 折り目を開いて紙を裏返しにする。
- 左右の角を中心線に合わせて折る。
- 三角形の下2センチくらいの場所から折る。
※縦長の紙が横長になる。 - 再び左右の角を中心線に合わせて折る。
- 折った部分を開く。
- 中心から斜めの折り目に合わせて上半分を折る。
- さらに上の角の部分を折り目に合わせて折る。
※2回折ることで重心の位置が前の方になる。 - 真ん中にできた三角形を折り返す。
- 裏返して先たんの三角形を折り返す。
- 中心線から全体を半分に折る。
- 胴体を作るため1.5センチの幅で左右とも折る。
- 翼の端を胴体と平行に左右ともに1センチ折る。
- 胴体のふくらみは、のりではりあわせる。
- 形を整えたら完成!
★「輪ゴムカタパルト(発射装置)」の作り方★
*用意するもの*
- 輪ゴム 2本
- 割りばし 1本
- カッターナイフ
- 割りばしの太い方(持ち手の方)のさきに溝(みぞ)をつくる。
※カッターを使うときは、けがをしないよう安全に十分に注意してください。 - 輪ゴム2本を8の字に連結させる。
- 輪ゴムの片方を割りばしの溝(みぞ)にしっかり取り付けたら完成。
紙ひこうきには輪ゴムをひっかけられるようにハサミで切り込みを入れる。
*紙ひこうきの機体選びと調整*
紙ひこうきを3つぐらい作って、横に飛ばして一番、真っすぐ飛ぶものを選ぶのがおすすめ。
※同じ手順で作ってもわずかな違いで飛びにくい紙ひこうきになることがあるため、紙ひこうきを複数機作って、まっすぐ飛ぶもの選ぶと長時間、飛びやすくなるよ。
★紙ひこうきの飛ばし方★
※紙ひこうきで遊ぶときは、人や物にむけて飛ばさないでください。
★紙ひこうきを真っすぐ飛ばすためのアドバイス★
紙ひこうきを真っすぐ飛ばすためには、空気の流れを受ける「ラダー」と「エレベータ」と呼ばれる2つの部分が大事。
※ラダーは、紙ひこうきが左右どちらかにバランスを崩してしまう時、折る角度を変えることでバランスを修正する。
※エレベータは、上下にバランスを崩してしまう時、軽く折り目をつけて調整する。
番組冒頭のミニ企画:ふくらまそう!
重曹(じゅうそう)と酢を混ぜると風船をふくらますことができる!
★用意するもの★
- 風船
- 重曹 10g
- 酢 120ml
- ペットボトル
- ろうと
★やり方★
- ろうとを使って風船に重曹を入れる。
- 酢をペットボトルに入れる。
- ペットボトルの飲み口に重曹を入れた風船を取り付ける。
※中の重曹がペットボトルに入らないように注意! - 風船の中に入った重曹をペットボトルに入れると、炭酸ガス(二酸化炭素)が発生して徐々に風船がふくらむ。
※風船がふくらむときに、ペットボトルから外れてしまわないように、ペットボトルの口を手でおさえてください。
※注意※
- ふくらんだ後、風船をペットボトルから取り外す際、中の二酸化炭素が勢いよく噴出して、まわりに酢や重曹が飛び散ることがあるので、少しずつ注意しながら取り外してください。
- 挑戦するときは大人と一緒に、部屋を十分に換気しながら行ってください。
ぜひ挑戦してみてね!