2021年04月06日(火) 苦手克服!【マット運動】&【とび箱】
マット運動&とび箱の苦手を克服できちゃう極意をご紹介!得意な子はもっと上手になっちゃうよ!
★マット運動の後転(こうてん)の苦手を克服する方法★
※後転やさか立ちの練習をするときは必ずおとなと一緒に安全に十分注意して行ってください。
後転は背中を丸くすることがポイント。「ネコ背」の姿勢を意識すると体全体が丸くなって回りやすくなる。
≪ネコ背の姿勢でゴロンゴロン!後転の練習≫
①足を抱えて頭を体の中にいれ、ゆりかごのように転がって戻る。
②お尻が上を向くぐらいまで転がること!怖がらずに勢いよく回る練習になる。
後転で回れたら、次は「アゲアゲのポーズ」
転がってからアゲアゲのポーズで、手で床を押せばしっかり回って立ち上がりやすくなるよ。
★側転(そくてん)の苦手を克服する方法★
側転のポイントはさか立ち。側転の正式名は「側方倒立回転(そくほうとうりつかいてん)」。「さか立ち」から横に回転するということ。さか立ちができるようになればきれいな側転ができるようになる。
※側転の練習をするときは必ずおとなと一緒に安全に十分注意して行ってください。
≪さか立ちの練習≫
①最初は片方の足を大きく前に出す。
②両手もなるべく前に出して床につける。
③前に出した足のひざをしっかり曲げると床を強くけることができるので、足が上がりやすくなる。
※補助をする人は伸ばした後ろ足のひざを持つと、さか立ちする人が上がりやすい。
!さか立ちの注意点!
・ひじは絶対に曲げないこと。曲げると体勢が崩れて危ない!
・バランスを安定させるために手と手の間を見る。
≪「さか立ちから側転」の練習≫
さか立ちとの違いは手の位置だけ。前に出した足と同じ側の手を足の近くに持ってくる。
!側転の注意点!
側転は正面向きから始める。横向きで側転を始める子もいるが、腰が曲がって足があがりにくくなる。特に初心者は、正面を向いた方が側転がやりやすいよ。
※正面向きから始める側転は、学習指導要領の内容にそったやり方です。
★とび箱の苦手を克服する方法★
とび箱は手を遠くにつく。そのついた手をお尻がとび越すことを意識すると、うまくとべるようになる。
※とび箱の練習をするときは必ずおとなと一緒に安全に十分注意して行ってください。
≪平均台を使って練習≫
①平均台の下には60センチと80センチのしるしをつけて、この長さをとんでみる。
②まずは60センチのしるしで、ついた手がお尻をとび越すようにとぶ。
③慣れてきたら次は80センチのしるしを同じようにとぶ。
実は80センチは小学生向けの小型のとび箱の長さ。80センチのしるしがとべれば、とび箱もとべるようになる。
※とび箱は背が伸びて筋力がつくと自然ととべるようになることがある。今はとべない子でも成長するととべるようになることもあるよ。
やってみてね~!