2017年07月04日(火) 平泳ぎのラク~な泳ぎ方~足の動かし方~
(「手の動かしたかと手足のタイミング」はこちらhttp://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/274960.html)
「すイエんサー」オススメの【平泳ぎのラク~な泳ぎ方】のポイントは次の3つです。
①足裏キック
②直角曲げ
③キックの後、足首をのばす
①足裏キック
使うのは足の甲ではなく、足の裏です。
足の裏で、水を後ろにけるのです。
× 足の甲でけると、水を下の方に押してしまい、前にはあまり進みまないのです。
(あおり足と呼ばれています)
②直角曲げ
×たくさん進もうとして、ひざを深く曲げてしまうと、実はかえって前に進みにくくなってしまいます。
それは、太もものところで、水の抵抗を大きく受けてしまうからです。
○そこでオススメは、ひざを直角くらいに曲げること。こうすると水の抵抗を少なくすることができます。
直角くらいに曲げるほうがよい理由はもう一つあります。
実はひざを深く曲げると、足の裏は上を向いてしまい、水を後ろにけることができません。
水を後ろにけることができるようになるのは、ひざの角度が直角くらいになってから。
つまり、ひざを深く曲げてしまうと、水を後ろにけろうとしても、ひざが直角くらいになるまでは、ほとんど水を後ろにけることができないのです。
(足の裏で水を後ろにけるためには、ひざの角度は直角くらいで十分なのです。)
③キックの後、足首をのばす
①の「足裏キック」の最後に、足首をのばすと、水をうしろにける「最後のひとおし」ができます。
キックの後、足首をのばすことには、もうひとつよいことがあります。
それは水の抵抗を減らせることです。
ヒザを曲げるときに、もし、足首を曲げたままだと、足の甲で水の抵抗を受けてしまいますよね。
足首をのばすことで、水の抵抗を少なくできるのです。
ほかにこれまで紹介したすイエんサー流「水泳のスゴ技」は、
プカプカ浮かぶ方法
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/297003.html
すイエんサー流背泳ぎで25m泳ぐ方法
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/297271.html
クロールの泳ぎ方 その1 ~体の浮かせ方と腕のかき方~
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/250440.html
クロールの泳ぎ方 その2 ~息つぎ~
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/250630.html