2022年12月11日(日) 【ボルダリング】の壁をすいすい登りた〜い!
体力だけじゃない、知力もつかう「ボルダリング」は大人気!
初心者が楽しめるポイントを紹介するよ!
ボルダリングとは?
ボルダリングは、壁についているホールドとよばれるカラフルなでっぱりをつかみながら登っていくスポーツクライミングの1つなんだ。
高さはおよそ4m。床にはクッションになるマットがひいていあるから、もしも落下してもケガしないようになっているんだ。
ホールドの色などで決められたコースを登るんだよ。※ジムによって異なります
『S』のホールドを両手で持ってスタート!
『G』のホールドを両手でつかむことができたらゴール!
ボルダリングのコースには難しさがいろいろあって、ホールドの組み合わせや壁の角度で、初心者向けから上級者向けまであるんだ。
例えば、上図では、青いホールドのコースより、黄色のホールドのコースの方が難しいんだ。
☆ボルダリングをやってみたいと思ったら☆
・全国各地にボルダリングのジムが500カ所以上あるよ
・1時間およそ1,000~1,500円ぐらいでできるよ
・専用のシューズは300円ぐらいで貸出しているよ
・ジムのインストラクターや指導者が教えるくれるルールやマナーを守って楽しもうね!
楽しむコツ①<力の配分>
ボルダリングは、両手両足で体重を支えながら登る。でも、手だけで体重を支えると、疲れて登れなくなるんだ。
そこで、足に体重を多くかけて、力の配分を考えながら登ると楽に進めるよ!
★力の配分のポイント★
(左図)初心者は、手と足が近くなって、体がちぢまった姿勢になりがち。この姿勢だと、手にかかる体重が大きくて、つらくなってしまう。
(右図)足を一段下のホールドに移すと、ぐっと手にかかる負担が小さくなるんだ。さらに手も一段上のホールドをつかむと、もっと楽になるよ!手と足の幅を広くすると楽に体重を支えられるよ!
楽しむコツ②<体の軸(じく)>
理科で習う「てこのはたらき」から考えると、楽に登れるコツが分かってくるよ!
(上図)同じ距離で同じ重りでつり合う時に比べて、(下図)ちがう距離でつり合う時は、作用点から遠い重りは軽くてもつり合うよね。(この場合、支点は左の重り、力点は右の重りと考えるんだ)
そこで、黄色の柱を、体の軸=中心だと考えてみよう!
ボルダリングで右手がつらいと感じた場合。体の軸が真ん中にある時、右手に30kgがかかっている。このままだと、右手が疲れてしまって登れなくなっちゃう。
そんなときは、体の軸を左によせてみよう。「てこのはたらき」の時に右の重りが軽くてもつり合ったように、右手の負担が12kgまで軽くなったよ!※体重が60kgの場合
ボルダリングは、手や足のホールドの場所を変えるだけでなく、体の軸を変えるだけでも、楽に登れるようになるんだ。楽しく登るコツは、楽をすることが大切だよ!みんなもやってね!