2022年11月27日(日) あの、ちょっとしたイライラをスッキリさせた~い!パート4
あの、イライラ男が再びやってきた!今回は、「かたいペットボトルがつぶれない!」「靴ひもがほどける!」「麺をゆでると鍋にくっつく!」の3つのイライラをすイガールとスッキリするぞ~!
★つぶしにくいイライラをスッキリ!★
ペットボトルには“つぶしやすい”ものと、炭酸飲料や温かい飲み物が入っている“つぶしにくい”ものがあるんだ。炭酸の圧力や熱で変形しないように厚めにできているので、かたくてつぶしづらいんだよ。
<ペットボトルを簡単に素早くつぶす方法>
① ペットボトルがいっぱいになるまで水を入れる。
② 水がこぼれないように手でフタをして逆さまにする。
③“一気に”出しながら手で押してつぶす。
※中に空気が入る前に一気につぶしていくのがポイント
☆なぜ、水を使うとペットボトルを素早くつぶすことができるのか?
水が外に急激に出た分、ペットボトルの中の圧力が下がるんだ。そこでペットボトルを外から押す圧力は変わらないうちにその差を使えば簡単につぶせるんだよ。
☆その他のペットボトルを簡単につぶす方法⇒「そうじ機」を使う
①ペットボトルの口を「吸いこみ口」に軽くあて、手でつないでスイッチを入れる。
※つなぎ目は軽くあててね。完全に密閉しないように注意!
②つぶれたらすぐにスイッチをオフにする。
※そうじ機をつかうときは大人といっしょにやってね!
★ほどけちゃうイライラをスッキリ!★
しっかり結んだはずなのに靴ひもがほどけることがあるよね。
☆なぜ、靴ひもがほどけるのか?
⇒原因の一つが「ひものゆれ」。歩いたり走ったりすると靴ひもが揺れて、ひもには外側に引っ張られる遠心力がはたらくんだ。その力が徐々に結び目に伝わりほどけるんだよ。
☆靴ひもをほどけにくくする方法⇒靴ひもを水でぬらす
番組で独自に実験をした結果、『結び目に水を5滴かける』と不快感もなく履くことができたんだ。
ほどけやすい方法で結んだ靴ひもでもグラウンド4周分の距離を走ってもほどけないよ。(グラウンド1周200mで計算)
☆なぜ、靴ひもを水でぬらすとほどけにくくなるのか?
靴ひもに水がしみ込むと、繊維(せんい)はふくらむ。ふくらむことで繊維が密着し、ほどけにくくなるんだよ。さらに、乾(かわ)くと、ひもがしまって結び目がギュッと強くなってよりほどけにくくなるよ!
☆ほどけやすい靴ひもの注意点
①靴ひもが長すぎるのはダメ
②結んだひもの輪とひもの先の長さがバラバラなのはダメ
⇒どちらもひもの遠心力が大きく働いてほどけやすくなるんだよ。
※長すぎず同じ長さになるように結ぶと、ほどけにくくなるよ!
★くっついちゃうイライラをスッキリ!★
麺(めん)をゆでると、鍋底に麺がくっつくことがあるよね。
☆くっつかないようにするにはどうしたらいいのか?⇒茹でるときに牛乳を入れる。
〈茹で方〉
麺を茹でる際に牛乳(大さじ1~3杯/1人分 100gあたり)を入れる。
☆牛乳の量が少しなので、食べても牛乳の味はしないよ!
☆なぜ、牛乳と一緒に麺をゆでると麺が鍋底にくっつかなくなるのか?
麺が鍋にくっついてしまう原因はでんぷん。麺を茹でるとでんぷんがベタベタして麺が鍋底にくっつく。しかし、牛乳に含まれるカゼインというたんぱく質が麺をコーティングしてくれるのでくっつかなくなるんだ。
みんなもためしてみてね!