
急いでたくさん料理したいのに、
お鍋はたったひとつしかない!?
今日のワザは、知っておくと、
災害のときなどにもとても役に立つよ
おなべひとつでたくさんの料理を作りたい!そんな時に使えるのが「湯せん用ポリ袋」。耐熱温度が110℃なので、ふっとうしたお湯(100℃)でも溶けないんだ。※湯せん用ポリ袋はスーパーで購入できるよ。ポリ袋のなかには湯せんには使えないもあるので、パッケージを見て耐熱温度を確認しよう。

↑こんな風に、具材を全部ポリ袋に入れてお湯を沸騰させた鍋にいれるだけ!この方法を「湯せん」というんだよ。上手に作るポイントは、ポリ袋の空気をできるだけ抜いてから湯せんにかけること。入口は固くしばってね。
★ご飯の炊き方(1人前)★
- 米(80g)と水(120mL)をポリ袋に入れる
- ポリ袋の空気を抜き、1番上で固くしばる
- 沸騰したお湯の中に入れて、30分間湯せんする
- 火が通ったら出来上がり
※湯せん後にタオルに包んで10分程度蒸らすと美味しくなる
★カレールー★
- 人数分の具材を切る(火が通りやすいよう小さめに)
- 具材とパッケージの分量どおりの水、そしてルーをポリ袋に入れる
- ポリ袋の空気を抜き、1番上で固くしばる
- 沸騰したお湯の中に入れて、30分間湯せんする
- 火が通ったら出来上がり
★やきそば★
- ポリ袋に、めん、カットした野菜、ベーコンなどを入れ、粉末調味料が全体に行きわたるように、袋に空気を入れて、よく混ぜる
- 袋の空気を抜き、1番上で固くしばる
- 沸騰したお湯の中に入れて、20分間湯せんする
- 火が通ったら出来上がり
※湯せんした後にもう1度よく混ぜると、味のムラがなくなる
★蒸しパン(1人前)★
- ポリ袋に牛乳(100mL)と卵1個を入れ、よく混ぜる
- ホットケーキミックス(150g)を加えて、ダマがなくなるまでよく混ぜ合わせる
- 袋の空気を抜き、1番上で固くしばる ※袋の口をしばった後、袋を2等分するように輪ゴムでしばると、火が通りやすくなる
- 沸騰したお湯の中に入れて、30分間湯せんする
- 火が通ったら出来上がり

番組で紹介した、火をつける道具がなくても火をつける方法。
「こわれた懐中電灯で火をつける」のスタッフによる解説は、こちら