ルーズソックス、ガングロなどの奇想天外なブーム、「チョベリバ」などの女子高生言葉など、この国のサブカルチャーの陰には女子高生の存在があり、世の中を変えてきたのでは?一度、マジに考えてみよう!その独特なカルチャーを生み出す力のルーツを探ると、明治期の女学生誕生までさかのぼる!
また、女子高生を主人公にした、文学やマンガの名作を紹介しながら、クリエイターたちが作品の中で「女子高生」という存在に何を託してきたのか、を探る。
劇作家・演出家・作家。1956年12月9日生。80年代半ば、竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作演出をすべて手掛ける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で、岸田戯曲賞受賞。エッセイなど執筆も多く、小説「サーチエンジン・システムクラッシュ」(99年)では、芥川賞・三島賞候補。「時間のかかる読書ー横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず」で2010年伊藤整賞。大学で、演劇論、サブカルチャー論を講義するなど活動は多彩。NHKラジオ「すっぴん!」月曜パーソナリティー。