5 イマーシブメディア 中長期

3次元空間オーサリングツール

イマーシブコンテンツの時空間をデザインする

展示概要

3次元の映像空間内を自由に動いて楽しむことができる、イマーシブメディアの実現に向けた研究を進めています。イマーシブコンテンツを簡単に作成できる3次元空間オーサリングツールと、さまざまな端末にコンテンツを提示できるシステムを展示しています。

オーサリングツールの概要

簡単にイマーシブコンテンツを作成できます

開発したオーサリングツールでは、マウスやゲームコントローラーを操作することで、ボリュメトリック映像や360度映像などのビデオオブジェクトを、3次元空間内に簡単に配置できます。

気軽にイマーシブコンテンツを楽しめます

ヘッドマウントディスプレーやタブレット端末などさまざまな端末を利用して、3次元空間内を自由に動きながら好きな場所でコンテンツを楽しむことができます。

最新の国際標準規格に対応しています

ボリュメトリック映像の圧縮符号化方式やビデオオブジェクトの時間的・空間的な配置を示すシーン記述方式など、最新のMPEG※1規格に対応しています。

【今後の予定】

2026年頃までに、自由に動ける空間の範囲を広げる技術を開発し、実践的な環境での検証を踏まえてツールの改善を図ります。

  • MPEG(Moving Picture Experts Group):マルチメディアの情報処理技術の標準化を行うISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)の分科会。