放送通信融合技術による新たな地上放送サービス

新たな放送通信融合サービス技術の探求

はに丸がNHK技研に潜入取材

なぜ、放送と通信の融合が可能なのか?秘密はホームゲートウェイにあります。その仕組みを、はに丸がNHK技研に潜入して取材します。

ホームゲートウェイによるサービスイメージ

現在、ホームゲートウェイのコンセプトの検討やテスト用に開発したシステムによる実験を行っています。
地上高度化方式の要求条件1)を踏まえ、課題を整理しながら検証が進められていく予定です。

1) 総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会 放送システム委員会資料
https://www.soumu.go.jp/main_content/000683388.pdf

地上放送高度化サービスと支える技術

放送と通信の間でコンテンツが遷移するような番組延伸やマルチビュー視聴などにおいて、伝送路の違いを意識することなく切り替えることができます。また、同期技術を組み合わせることで、テレビとAR端末を組み合わせた新たな視聴体験を提供できます。

地上放送高度化サービスを支える技術の解説が動画でご覧いただけます。

地上放送高度化がもたらす未来① マルチデバイス

テレビから放送用チューナーを分離させる「ホームゲートウェイ」。テレビだけでなく、モバイルでも放送サービスを視聴可能に。それだけではありません。

地上放送高度化がもたらす未来② シームレス

例えば生放送の自動迂回延長など、もっと便利な機能が実現できるかもしれません。

地上放送高度化が可能にするサービス VR

研究を進めている同期技術。VRと組み合わせた視聴体験とは?

地上放送高度化が可能にするサービス AR

放送とARを同期する技術がもたらす未来のサービスとは?

地上放送高度化がもたらす未来③ 高画質化

電波で、より沢山の情報を送るための工夫。また、放送ならではの強みとは?

放送通信融合サービスに向けたホームゲートウェイの研究

テレビからチューナを分離し、宅内ネットワークを使ってコンテンツを配信するホームゲートウェイを提案しています。チューナのないモバイル端末やHMD(Head Mounted Display)などへのコンテンツ提供、通信サービスとのシームレスな遷移・連携が可能になる放送通信融合サービスを実現します。

本研究の一部は、総務省の周波数ひっ迫対策技術試験事務「放送用周波数を有効活用する技術方策に関する調査検討(新たな放送サービスの実現に向けた調査検討)」を受託した一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)から業務を請け負い実施している。